読書がきっかけでミニマリストを目指すことになったのですが、必要最小限のもので暮らす生活を始めて、はや2年が経ちましたがミニマリストの生活にとてもメリットを感じ満足しています。
今では物が少ない暮らしはあたりまえなのですが、ミニマリストを目指した当初は、「なんだか捨てるのはもったいない」「これはいつか使うかもしれないからなぁ」など、なかなか物を手放す決断ができなくて苦労しました。
このようにミニマリストを目指しても、思うように物が減らせないという人もいると思います。
この記事では、なかなか物を減らせないという方のために、私が実際に手放しても困らなかったものを紹介していきます。
物を減らせないという方は、この手放しても困らなかったものを参考にすることで、手放すべきか残すべきかの判断に役立つと思います。
なかなか物が減らせない、捨てようかどうか悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
手放しても困らなかったもの
私が実際に以下のようなものを手放しても困ることはありませんでした。
- 車
- 自転車
- テレビ関連のもの
- ゲーム機器類
- 書籍
- 時計
- 筆記用具や文房具
- 服
- 靴
- ラック
- カード類
- 財布
- トースター
- ガスコンロ
- 電気ケトル
- 炊飯器
- 食器類
- 思い出の品
- スマホのホーム画面のアプリ
- 愚痴を言い合うだけの人間関係
- 見栄
車
職場も歩いていける距離というのもあり、車に乗る機会が減ったので車を手放すことにしました。
移動するときは基本歩きなので健康的にもいいです。
いざという時はレンタカーを借りるようにはしています。
自転車
いざというときに便利だと思い自転車を所持していたのですが、いざ使うことがほとんどなかったので車と同様に手放すことにしました。
テレビ関連のもの
テレビを観る習慣が身についてしまっていたので、最初はなかなか手放せなかったのですが、思い切って手放しました。なければないで特に困ることがなく、今でテレビを観ていた時間の分、自分に使える時間を増やすことができました。
テレビを手放すことでテレビ台やDVDやBlu-ray、それらを再生するデッキなどのテレビ関連のものも不要になったのでとてもすっきりしました。
ゲーム機器類
今の時代、スマホで面白いゲームをたくさん楽しめるようになったので、今まで持っていたゲーム機本体やソフトを手放しました。
書籍
私は読書が好きなので、大量の書籍を持っていたのですが、電子書籍に切り替えることで紙の書籍を手放すことができました。私は紙の書籍で読む派だったので電子書籍に最初は抵抗がありましたが、使ってみるとすごく便利で、部屋もスッキリするし、今ではすっかり電子書籍派です。
時計
置き時計や壁掛け時計は、なんとなくオシャレだと思って飾っていたのですが、時間を確認するときはほとんどスマホで済ましてしまうので時計類は手放しました。
筆記用具や文房具
ペンやノート、メモ帳といった筆記用具や文房具って粗品でもらったりするので気づいたときには結構いっぱいになっていることがあるんですよね。
こちらもスマホでほとんど代用できてしまうので、必要最小限の数だけにして、残りはすべて手放してしまいました。
服
服を手放すのが難しかったです。
ほとんど着ていない服でも「いつか着るときが来るかもしれない」という思いがあり、なかなか手放すことができませんでした。
でも結局いつまでたっても着ることはないんですよね。
ここは決心して、一年間着ることがなかった服はすべて手放すことにしました。
必要最小限で数だけにしたので、クローゼットの中がかなりスッキリしました。
靴
靴は仕事用、プライベート用、運動用などの用途別に分けて持っていました。
それにオシャレのためにと思ったことで何種類もの靴が増えてしまっていたのですが、ここは思い切って手放しました。
どの服装でも合いそうな無難な靴だけ残し、靴を洗ったときに乾くまでに時間がかかるので困らないよう2足にしています。
ラック
ラックがあると、ついそこに物を置きたくなってしまうので、ラック類はすべて手放しました。
実際にラックがないと、部屋に物を置く箇所は限られてくるので、新たに物を増やさないようにしようと意識するようになりました。
カード類
クレジットカードやポイントカードをたくさん持っていたので、本当に使うものだけに集約しました。
クレジットカードはメインで使うカードとICチップが読み込めなくて使えないことがあったので、いざというときのためのカードで計2枚にしています。
スマホで会員証やポイントカードにできるものはすべて切り替え、必要なくなったカードは処分しました。
財布
カード類がかなり減ったのと、普段はキャッシュレス決済をしているので現金もほとんど使わなくなったので、財布を手放しました。
手帳型のスマホケースにポケットがついているので、必要なカードといざというときの現金を少し持ち歩いています。
トースター
食パンを焼こうと購入したのですが、ほとんど使うことがなかったので手放しました。
パンより米という人はトースターはいらないかもしれませんね。
ガスコンロ
ガスコンロを使うのをやめてIHクッキングヒーターを使うようにしました。
ガスコンロよりもコンパクトなのでスッキリします。
電気ケトル
電気ケトルは便利なので使っていましたが、IHクッキングヒーターを使って鍋で沸かせばいいだけなので手放すことにしました。
炊飯器
こちらもIHクッキングヒーターを使って鍋で炊くことができるので手放しました。
米を研いでスイッチを押すという工程は炊飯器でもIHクッキングヒーターでも一緒なので余計に手間がかかるということはありませんでした。
食器類
食器類もかなり減らしました。
プレート皿、お椀、茶碗の3種類あれば十分です。
小皿をいくつも使わなくても一枚のプレート皿を使えば何種類もおかずが乗り、オシャレなカフェのようなプレート料理にも見えるので、ご飯の時間を楽しめちゃいますね。
思い出の品
思い出の写真や思い出の品というのは手放すのが難しいと思います。
私は大事なのは思い出の品そのものではなく、過去の思い出の記憶を呼び起こすことの方が大切だといい聞かせ、思い出の品を手放していきました。
過去の思い出を呼び起こすために、思い出の写真はデジタル化してデータとして保管しています。
スマホのホーム画面のアプリ
スマホの必要のないアプリは削除して、スマホのホーム画面にはアプリを置かないようにしました。
スマホのホーム画面には、よく使うアプリでぎっしり埋まっていたのですが、ホーム画面上のアプリをほぼなくしことで誘惑が減り、スマホの使いすぎにもつながっています。
愚痴を言い合うだけの人間関係
愚痴を言うだけの人間関係を手放しました。
たまに愚痴を話すことはストレス発散にもなるのでいいのですが、仕事の愚痴や人の悪口、人を見下すような発言など、ネガティブな会話がほとんどという人との付き合いはやめることにしました。
そうすることで、時間とお金と心にも余裕が生まれました。
見栄
ミニマリストを目指して、なによりも先に手放したほうがいいものは見栄なのかもしれません。
見栄を手放すことで他人の目を気にせず、自分にとって本当に必要なものを見極められるようになれます。
本当に必要なものだけを選んでいくようにした結果、余分なものはかなり減り、自然と持ち物が少なくて済むようになりました。
手放さないほうがいいもの
手放すことになれてくると、とにかくもっと物を減らしたいと思うこともあるかもしれません。
あまりにも手放しすぎると後々困る可能性もあります。
必要なものというのは人それぞれですが、私が感じた手放さないほうがいいものや買ったほうがいいものを紹介します。
エアコン
たまに電気代がもったいないからエアコンをつけるのを我慢する人がいますが、夏の暑い日などは熱中症の恐れもあるのでとても危険です。
エアコンをあまり使わないという人でも健康のためにも取っておいたほうがいいと思います。
時短につながるもの
電子レンジ、洗濯機などのような時短につながるものは手放さない方がいいと思います。
手放すことでお金を節約できても、その分手間などが増えて時間を失ってうのは、時間を大切にする私の意見ではすごくもったいないと思います。
すぐ近くにコインランドリーがあるなら洗濯機は手放してもいいかもしれません。
最近はロボット掃除機などの時短家電もありますが、ミニマリストはそもそも物が少なく床掃除はすぐに終わってしまうこともあるので、時短家電だからといってすぐに購入するのではなく、本当に自分にとって必要なのかよく検討してみてください。
防災用品
防災用品は手放さない方がいいですし、防災用品がないという人は、新たに準備したほうがいいと思います。
「天災は忘れた頃にやってくる」とも言うように、いつ何時に起こるかわかりません。
ですので、備えは必ず必要です。
災害が発生してから、防災体制が整うには3日ほどかかるといわれていますので、最低でも3日間は凌げるだけの食料を用意しておくといいでしょう。
まとめ
以上、私が実際に手放しても困らなかったものを紹介してきました。
手放しても意外と困らない物のほうが多いと思います。
特に簡単に買い戻せるようなものは、積極的に手放していくことをおすすめします。
手放すかどうかあまり深く考えすぎてしまうと、ストレスばかり溜まってしまうかもしれませんので、気楽に手放していくようにしましょう。
物を手放す方法について詳しくまとめた記事もありますのでこちらもおすすめです。