「読書はめんどくさそうだし、そもそも本を読む時間なんてないよ」
このように、毎日が忙しくて読書に割く時間まではないと思っている人もいる多いはずです。
人によっては読書は重要ではなく、もしかしたら読書をすることは時間の無駄だと感じているのかもしれません。
今回の記事では、本当に読書の時間は無駄なのか?もし無駄だと思っていたとしても本が好きになるように、読書に興味が持てる方をお伝えしていきたいと思います。
「なんとなく読書は良さそう、だけど読む気までは起きない」「読書に時間を使うのはもったいない」と思っている人向けにまとめてみましたので、ぜひご覧になっていってください。
読書は本当に無駄な時間?


読書は無駄な時間なのでしょうか?
結論から言います。
読書は無駄ではありません!
なぜなら、読書にはたくさんのメリットがあり、自身を成長させてくれる力があるからです!
ただ、私の周りの人たちも、ほとんど読書をしていないので「無駄な時間と思っているのかも」と少し心配になってしまいます。
そんな時、文化庁がこんな調査をしているのを見つけました。
文化庁の平成30年度「国語に関する世論調査」の結果についての中の読書に関する調査結果で、対象者1960人のうち、1ヶ月にまったく本を読まないと答えた人が47.3%、1、2冊と答えた人が37.6%という調査結果が出ています。



たくさん本を読んでいる人なんて全然いないにゃー
しかし、別の質問では、「自分の読書量を増やしたいと思うか」という質問に対して、およそ60%の人が「そう思う」と答えています。
この調査結果から、本をまったく読まない人や少ししか読んでいない人でも、読書量を増やしたいと思っている人が結構いることがわかります。
半分以上の人たちが読書をしたいと思っているので、決して読書は無駄な時間というわけではなさそうですね。



読書好きの私はこの結果を見てちょっとほっとしました。
しかし、なぜ読書量を増やしたいと思っているのにかかわらず、本を読むまでに至らないのでしょうか。
その原因のひとつとして、単純に「読書に興味が持てない」ということがあるのかもしれません。
読書に興味が持てないことが本を読まない原因ならば、逆に読書に対する興味を強くしてしまえば、読書をしたいという気持ちが強くなり、自然に本が読めるようになるはずです。
では、次に読書に興味が持てない理由を探っていきましょう。
読書に興味が持てない理由
読書に興味が持てないのには、さまざまな理由や読書に対する思い込みがあるからかもしれません。
読書に興味が持てない理由をいくつかあげてみます。
- 読書の効果を知らない
- おもしろくなさそう
- めんどくさい
- 時間がない
- お金がかかる
きっとこのような理由があるから読書に興味が持てないのだと思います。
ですが、これらのことに対処することができれば、読書に対するイメージが変わり、読書に興味を持てるようになるはずです。
読書に興味を持つ方法


本が読みたくなる、読書に興味を持つためには、読書に興味が持てない理由をひとつずつ対処していく必要があります。
先程の読書に興味が持てない理由をもとに、それぞれ対処法を考えてみました。
- 読書の効果を事前に知っておく
- 自分の読みたい本から読む
- 一日に10ページだけ読んでみる
- 電子書籍ですぐに読める
- 電子書籍は金銭面でもお得
これらのことについて順番に解説していきます。
読書の効果を事前に知っておく
読書には、以下のような効果やメリットが存在します。
- メンタルが強くなる
- 知識が増える
- 問題を解決する方法が見つかる
- チャレンジ精神が高まる
- ポジティブになる
- リラックス効果がある
このような読書の効果を利用することで、自分の抱えている悩みなどは案外簡単に解決できちゃったりすることもあります。
たとえば、いつも人に嫌われたくなくて、行きたくもない飲み会や食事会を断れないことに悩んでいる人がいたとします。
断れないのは、「断ったらきっと嫌われてしまう」「断ったら相手は嫌な思いをしてしまうに違いない」などの思い込みが原因かもしれません。
読書にはこのような悩みを解決してくれる方法が記されていたりもします。
上手な断り方を学んだり、読書にはポジティブにしてくれる効果もあるので断る勇気を持つこともできます。
今まで断れなかった人からの誘いを勇気を持って断ってみたら、「そうなんだね、オッケー!また誘うね!」と、すんなり受け入れられ、「今まであんなに断れずに悩んでいたのは、一体なんだったんだ」なんてあっけなく解決してしまうかもしれません。
ですので、読書の効果を知っておくと、悩みを解決したい、望みを叶えたいと思ったときに、「まずは本を読んで解決策を探してみよう」と、人生の問題を解決するひとつの手段として読書を選択肢に入れることもできます。
読書の効果についてまとめた記事もありますので、こちらも参考にしてみてください。


自分の読みたい本から読む
おもしろくなさそうという理由に対しての対処法として、「自分の読みたい本から読む」というのが効果的です。
「あの本おもしろかったから読んでみて!」と友人から本を勧められたとしても、「わかった、今度読んでみるよ!」とはいったものの、実際に読む人は少ないかもしれません。
本は人から勧められるより、自分からおもしろそうと思った本の方が読む気が起きるはずです。
ですので、本に興味を持つためには、「おもしろそう!読んでみたい!」と思える本を自分で見つけ出すことが大切です。
本を実際に探してみると、興味を惹く、思わず読んでみたくなるようなタイトルの本はいくつもあります。
たとえば、こんなタイトルです。
- 「読書する人だけがたどり着ける場所」齋藤孝(著)
- 「60歳からの忘れる力」鎌田實(著)
- 「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」Jam(著)
- 「お前のために生きてないから大丈夫です」カマたく(著)
なんだか少し興味がそそられませんか?
(人によって捉え方はさまざまなので、興味をそそられなかった方はごめんなさい)
「なんだこのタイトルは?」
「なんだかおもしろそう!」
こんなふうに興味を持ち、読みたいと思った本から読んでみるといいです。
自分が読みたいと思える本に出会うには、本屋さんや図書館に行ってみるといいでしょう。
特に本の種類や数が多い大型の本屋さんか図書館がおすすめです!
これは私が実際にやっている方法なのですが、私は人生に悩みを感じると必ず本屋さんにいきます。
そしてなにも考えず本棚に目線をやりながら店内を歩き回ります。
するとたくさんの書籍の中から、突然ひときわ輝いているタイトルの本を見つけ出すことがあります。
これが今読むべき本に出会えた瞬間です。
ここでおもしろいのは、自分が求めている本というのは、現在の心境などによって日々変わっているということです。
ですので、本を探しに行く度に毎回違った本が見つかります。
もし、なにか悩みがあったり、求めていることがあったら本屋さんでも図書館でもいいので、ぜひ足を運んで歩き回ってみてください。
きっといい本に出会えるはずですよ。
1日10ページだけ読んでみる
めんどくさいと思ってしまう対処法として、まずは1日10ページだけ本を読んでみてください。
キツそうだったら5ページ、いえいえ、1ページでもいいです。
なんなら本を開くだけでもいいです。
究極は毎日、本に触るだけにしてみてください…
なにが言いたいかといいますと、「読書のハードルを極限まで下げ、毎日読書を意識することが大切」ということを伝えたかったのです。
最初の目標をものすごく低く設定して、まずは読書に慣れることを意識してみてください。
本を手に取ったんだから、とりあえず開いてみるか。
本を開いたんだからちょっと読んでみるか。
まずは10ページだけ読んでみよう。
10ページくらいは簡単に読めたな。もう少し読んでみようか。
明日は1章分読んでみよう。
だんだん読めるようになってきたから今日は1時間読めるところまで読もう。
あれ?本って面白いし意外と読めちゃうもんだな。
このように最初は小さいスタートだったけど、どんどんステップアップしていけるようになります。
いきなり分厚い本を読もうとすれば「わぁ、こんだけ分厚いと読むのめんどくさそう」と思ってしまい最初から本を読むことをあきらめてしまうかもしれません。
ですが、読書のハードルを低くすることで達成感をたくさん味わうことでき、もっと続けてみようと読書に意欲が湧いてきます。
人は成長することに喜びを感じます。
読書に喜びや楽しさを感じ続けることができれば、最初はめんどくさいと思っていた読書も、気づいたときには習慣化されているはずです。
読書を続けたいのであれば、まずは目標を低くして毎日本に触れるようにしてみてください。
電子書籍ですぐに読める


電子書籍を活用することで時間がないという理由に対処することができます。
たとえば、紙の本の場合、外出先で読みたいと思っても、常に本を持ち歩いていなければなりません。
ですが、電子書籍ならスマホでいつでも見ることができます。
スマホなら大抵の人は常に持ち歩いていると思うので、空いている時間にササッと読むことができます。
時間がなくて読めないという人は、スキマ時間をに活用すれば、意外と簡単に本を読むことができるはずです。
スキマ時間を上手に活用する方法については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。


電子書籍は金銭面でもお得
電子書籍のいいところは金銭面でもお得な場合があるので、お金がかかるという問題に対処できるかもしれません。
通常、紙の書籍を購入しようとすると1冊1,500円程度しますが、電子書籍の場合、通常の価格より1〜2割ほど安く購入できることもあります。
他にも電子書籍では、とてもおすすめなサービスがあります。
- Prime Reading(プライム・リーディング)
- Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)
- U-NEXT(ユーネクスト)
そのサービスとは、Amazonが提供している、Prime Reading(プライム・リーディング)とKindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)の2つのサービスです。
Prime Reading(プライム・リーディング)
まず、Prime Readinは、提供元がAmazonなので信頼感もあります。
こちらのサービスは月額料金を払うことで、対象の電子書籍が読み放題になるというものです。
本の読み放題サービスを利用することで、本にかかるお金を大幅に節約することができます。
Prime Readingですが、Amazonのプライム会員(月額500円)であれば、利用することができ、1000冊以上のタイトルの中から電子書籍が読み放題になるサービスを受けることができます。
すでにAmazonのプライム会員になっている人でも、意外とこのサービスを活用してる人は少ないかもしれません。
もしプライム会員の方で使ったことがないという人は、ぜひ活用てみてください。
まだプライム会員になったことがないという人は、30日間の無料お試し期間もありますので、興味がある方はこちらからどうぞ。
Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)
もっと幅広く本を読みたいという方は、Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)もおすすめです。
このKindle Unlimitedでは、月額980円を払うことで、およそ200万冊以上の電子書籍が読み放題になるサービスです。
先程のPrime Readingでは、およそ1000冊と読める電子書籍のタイトル数がKindle Unlimitedと比べると圧倒的に少ないので、読みたいと思った本が対象外だったりすることもあります。
ですので、もっと幅広く本を読みたいという方にはおすすめです。
紙の書籍が1,500円ほどすることを考えると、月に1冊以上読むことができれば、どちらのサービスも元が取れてしまいます。
このような読み放題サービスを使うことによって、お金を気にせずにたくさんの本が読めるようになるはずです。
Kindle Unlimitedも初めての方は30日間の無料体験がついていますので、興味のある方は、まずはお試しから使ってみてください。
\まずは30日間の無料体験を試してみる/
もし、Prime ReadingやKindle Unlimitedを利用するなら、キンドルペーパーホワイトというのもおすすめです。
こちらは電子書籍でありながら、まるで紙の書籍のような読み心地を実感できます。
スマホでは画面から光が出ているのに対して、キンドルペーパーホワイトでは画面に対して光りを当てているので、目に直接光が当たらず、とても目に優しい作りになっています。
防水機能が付いている機種であれば、お風呂でリラックスしながら読むことも可能です。
形も薄型で、紙の本よりも少し軽めで持ち運びにも便利ですので、紙の書籍派だけど電子書籍も気になるという方にはおすすめです。
U-NEXT(ユーネクスト)
U-NEXT(ユーネクスト)の動画配信サービスもおすすめです。
U-NEXTでは、月額2,189(税込)で動画だけではなくマンガ、雑誌、小説など、68万冊以上の電子書籍も取り扱っています。
月額料金は少し高く感じるかもしれませんが、毎月1200円分のポイントをもらえます。
無料で読める電子書籍は少ないですが、電子書籍を購入の際は購入料金の最大40%ポイントバックがあったり、毎月付与される1200円分のポイントを購入にあてるなど、かなりお得に電子書籍を読むことがでます。
他の読み放題サービスでも新刊の本は読み放題の対象であることが多いので、新刊の本を早く読みたいという人や、動画も良く観るという人にはU-NEXTがおすすめです。
\まずは31日間の無料トライアルから/
31日間無料でありながら、今なら600分のポイントも貰えるので、まずはお試しからどうぞ。
それでも本を読めない人の最後の手段


それでも本を読めないという人のために最後の手段をお伝えします。
その手段とは「本を聴く」です。
本を読めないのであれば、本を聴いてしまえばいいわけです。
CMでも流れていたりするので知っている方もいると思いますが、オーディオブックというものがあります。聴く読書といったほうが馴染みがあるかもしれませんね。
特におすすめなのが、こちらもAmazonが提供しているAudible(オーディブル)です。
私も実際に利用してますが、時間を有効に使えますし、好きな体勢で聴けたり、目も疲れることがないので電子書籍と使いわけながら利用しています。
Audible(オーディブル)も初めての方は30日間の無料体験も付いてるので、まずは試しに使ってみるのもいいと思います。
Audibleについての詳しい内容はこちらの記事で紹介していますので今回は割愛させていただきます。興味ある方はのぞいてみてくださいね。


このAudibleは、特に活字を読むのが苦手という人にはもってこいの手段だといえます。
本は読みたいと思っているけど、どうしても読めないという人は、一度聴く読書を体験してみるのもいいかもしれません。
まとめ
以上、読書の時間は無駄ではないということと、読書に興味を持つ方法についてお伝えしてきました。
以前の私は本を年間で1冊読むか読まないか程度で、読書にはほとんど興味がありませんでした。
ですが、今回お伝えしてきた「読書に興味を持つ方法」を実践していったところ、読書がとても好きになり、気づいたときには年間300冊もの本を読めるようになっていました。
本を読むのが苦手だった私でも読むことができたので、きっと誰にでも読書をすることはできるはずです。
読書が苦手、読書が続かないという人は、まずは読書に興味を持つことから始めてみましょう!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!