Galaxyスマホを使っている人で、「モードとルーチン」という機能があることをご存知でしょうか?
これはGalaxyのスマホに搭載されている機能で、もともとは「Bixby Routines」というものが、Android 13以降「モードとルーチン」に名称が変わったようです。
「モードとルーチン」の機能では、睡眠の質の向上や仕事の効率アップ、タスクの自動化、スマホの使いすぎ防止などにもなる非常に便利な機能です。
この記事では「モードとルーチン」の機能のうち、「モード」の設定方法について解説していきます。
「モードとルーチン」を使ったことがない方やGalaxy端末を効率よく使いたい、スマホを使いすぎないようにしたいという方の参考になると思いますので、ぜひご覧になっていってください。
- 就寝時間につい動画アプリやゲームアプリを開いてしまうので我慢したい
- 仕事に集中したいときは仕事に関係ないアプリを開けないようにしたい
- 読書をするときはリラックスして読みたいので通知がきてほしくない
「モードとルーチン」の両方の機能が少し似ているので、混乱しないように「モード」「ルーチン」で記事を2つに分けています。「ルーチン」の機能はこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせて読んでみてください。
モード機能でできること
この「モード」の機能では、なにか行動を開始したときや特定の場所に到着したとき、ある時間帯を迎えたときなど、特定の条件を一つでも満たした場合に、自動的に着信やメッセージなどの通知をオフにしたり、アプリの使用を制限することができます。
この機能はスマホに気を取られず、物事に集中して取り組めることが特徴です。
「モード」の機能を活用することで以下のようなメリットも得ることができます。
- 質の良い睡眠をとれる
- 仕事中に集中して取り組めるようになる
- 趣味に没頭してリラックスできる
- 友達との会話中にスマホに気を取られなくなる
- スマホの使いすぎ防止にもなる
この機能を使いこなせば、取り組んでいる物事に集中することができるうえに、アプリの使用制限をかけることでスマホの使いすぎの抑制にもなるので、スマホの使いすぎで悩んでいる人にはとてもおすすめな機能です。
モードの設定方法
それでは、モードの設定方法を説明します。
今回は睡眠を最適化することを例に説明していきます。
まず、スマホの設定画面の「モードとルーチン」をタップします。
画面下のモードに下線があることを確認します。
続いて睡眠をタップします。
こちらでは就寝時間、曜日、目覚ましアラームを設定することができます。
目覚ましアラームは自分好みに設定してみてください。
アラームを設定しない時は右のボタンでOFFにします。
設定が完了したら「次へ」をタップします。
次の画面で、睡眠中に不要な通知が来ないように「通知をミュート」をONにします。
「着信とメッセージ」と「アプリの通知」はどちらも「全て許可しない」にします。
特定の相手からの着信や、特定のアプリだけ通知を許可することもできます。
設定が完了したら「次へ」をタップします。
睡眠モードの開始時に適用する設定を選択します。
設定したい場合は左にチェックを入れます。
(ここで選択したグレースケールというのは、睡眠モードが作動するとスマホの画面がモノクロ画面に変わります)
設定が終わりましたら「完了」をタップします。
次の画面では設定内容の確認、設定の変更やモードの削除ができます。
アプリの使用制限もできるので、睡眠モード時にアプリを使えないようにしたい場合は「アプリの使用を制限」の右にあるボタンをONにしてください。
ONにすると制限を除外するアプリを選択できる画面に変わります。
ここで選択されたアプリだけは睡眠モード中でも開くことができます。
制限を除外するアプリを選択したら画面下の「完了」をタップしてください。
おつかれさまでした。これで睡眠モードの設定は完了です。
あとは設定した時間を迎えたら自動的に睡眠モードが作動します。(手動でONとOFFも可能)
睡眠モード以外にも、「シアター」「運転」「運動」「リラックス」「仕事」といった、さまざまなモードも設定することができます。
これら以外にも自分好みにカスタマイズしたい場合は、最初の画面の一番下に「モードを追加」がありますので、こちらから自分に合ったモードを作ってみてください。
まとめ
以上、「モードとルーチン」のうち「モード」の設定について解説してきました。
スマホにはすごく便利な機能があるのに、そのすべてを使いこなしたり、そもそも機能自体あることに気づかないということもあります。
せっかくなので便利な機能は積極的に使っていきたいものです。
私達の暮らしがより楽しいものになるように、自分好みのスマホになるようにいろいろ試してみてくださいね。