みなさんはミニマリストについてどんなイメージを持っていますか?
ちなみにミニマリストとは「必要最小限のもので生活する人」という定義があるようです。
えー、なんだか節約ばかりで息が詰まりそうだにゃー
確かに必要最小限の持ち物で暮らすとなると、とにかく節約ばかりの息が詰まりそうな生活をイメージする人もいると思います。
ミニマリスト歴3年目の私の実感ですが全く節約の意識はなく、お金と時間と心にゆとりを持った生活を送っています。
ですので、ミニマリストはとてもおすすめです。
今回はミニマリストに興味がある人のためにミニマリストのメリットとデメリット、そしてミニマリストになるためのコツについてご紹介していきます。
毎日のように仕事に追われ、人間関係やお金に振り回されながら生きてきた私は、ミニマリストを目指したことで人生の考え方や環境をガラリと変えることができました。
そんな私が実体験をもとにまとめましたので、ミニマリストの良さを知っていただけると思います。
ミニマリストに興味がある人はどうぞご覧になっていってください。
以下のような人はミニマリストを目指すことで劇的に私生活を変えることができるかもしれません。
- ミニマリストに興味がある
- ミニマリストはケチケチ節約生活だと思っている
- 部屋を片付けてもすぐに散らかってしまう
- 選択に悩んでしまう
- 浪費癖がある
- 時間が足りないと感じている
- 人間関係に悩んでいる
ミニマリストのメリット
では早速ミニマリストのメリットから見ていきましょう。
ミニマリストのメリットは以下の通りです。
- 部屋がスッキリする
- 選択に迷わない
- 掃除が楽になる
- 探し物がなくなる
- 支出が減る
- 時間と心にゆとりができる
こちらは私が実感した代表的なメリットになります。
これらのメリットを順番に解説していきますね。
部屋がスッキリする
ミニマリストは必要最低限の物で暮らすので、とにかく物が少なく部屋がスッキリします。
部屋をスッキリさせると物が多かった時の空間と比べ、こんなにも広い空間だったんだと気づき、ものすごい開放感を得ることができます。
選択に迷わない
物が少なくなると選択する機会が減るので迷うことが少なくなります。
選択に迷うことが少なくなれば迷っている時間や、迷っているときに感じていたストレスも軽減することができます。
例えば、着る服の種類を減らせば、「今日は何を着ていこう?」という選択が少なくてすみます。
着ていく服をすぐに決められれば、予定していた時間に間に合わないなど時間に追われることは少なくなるはずです。
他にも、テレビを手放すことができたら、「宿題をやらないといけないけどテレビも観たいしなぁ」なんて迷うことがなくなり、やらなければいけないことに集中して取り組むことができますね。
掃除が楽になる
部屋に物が少ないので、とにかく掃除がとても簡単になります。
掃除にかかる時間が減るのはもちろんのこと、「掃除をするのが面倒」というストレスも軽減することができます。
掃除が嫌いだった人は、むしろ掃除が楽しくなることもあるかもしれません。
探し物がなくなる
あなたは探し物がなかなか見つからなくて、見つけるまでにかなりの時間を費やしたり、イライラしてしまった経験はありませんか?
人生において探し物をしているほど無駄な時間はありません。
必要最低限の物で暮らすミニマリストは常に持ち物がとても少ない状態なので、探し物が見つからなくてに困るということがほとんどなくなります。
支出が減る
ミニマリストは物を増やしたくないという思いから物を買わなくなり、自然と支出を減らすことができます。
他には、持ち物が少ないので引っ越しの際は荷物を運ぶ手間もなくなるし、仕事場の近くに引っ越してしまえば交通費もほとんどかかりません。
もし車が不要と感じて車を手放すことができれば、車の維持費や税金などがかからなくなるので支出を大きく減らすことも可能です。
時間と心にゆとりができる
物を減らすことで支出が減り、選択に迷う時間、探しものや掃除にかかる時間などもなくなり、自分のために使える時間とお金が増えていきます。
増えた時間とお金は自分の好きなことやスキルアップのために時間を使っていきたいですね。
時間とお金に余裕ができると心にもゆとりがきます。
毎日ゆとりある生活を送ることで自己肯定感は上がり幸福感も得られやすくなります。
ミニマリストのデメリット
ミニマリストにはメリットがたくさんありましたね。
ですが、やはりデメリットもあります。
続いてデメリットについても見ていきましょう。
ちょっとした対処法も添えておきますね。
- パートナーや同居家族の同意が得られにくい
- ケチな性格だと思われる
- お金を使うことを必要以上に躊躇ってしまう
- 必要なものまで手放してしまうことがある
パートナーや同居家族の同意や理解が得られにくい
パートナーや同居家族がいる場合、共用スペースがあるはずです。
その共用スペースを誰の断りもなく突然自分勝手に変えてしまってはトラブルになりかねません。
ミニマリストを目指すならば、やはりパートナーや同居家族の同意や理解をまず得る必要があります。
なかなか同意が得られない場合は一部屋や小スペースからお願いしてみる。ミニマリストとはどんなものか徐々に相手に理解をしていってもらうことで同意を得られやすくなるはずです。
ケチな性格だと思われる
ミニマリストの生活は必要最低限の物で暮らすので、無駄な出費は抑えようとします。
ミニマリストのことを知らない人からしてみれば「あの人はケチな性格なんだな」と思われるかもしれません。
ミニマリストを目指していると部屋や身なりだけではなく、人間関係や考え方もスッキリさせることもあるので自分軸で生きることができるようになります。
自分軸で生きられるようになれば他人からの目は気にならなくなるので、デメリットとして受け取らなくてもいいかもしれません。
お金を使うことを必要以上に躊躇ってしまう
ミニマリストは無駄な出費をしないように心がけていますが、お金を使わない習慣が身についてしまうと本当に必要なものでも我慢してお金を使わないようになりストレスを感じてしまうこともあります。
ミニマリストの定義とされている「必要最低限のもので暮らす」ではなく「とにかくお金を使わない生活」になってしまえば、もはやそれは、ただの節約生活です。
我慢してストレスを抱えるくらいならお金は使ってしまいましょう。
必要なものまで手放してしまうことがある
ミニマリストは不要な物を手放していくのですが、手放すことに快感を覚え、なんでもかんでも手放してしまいがちです。
時には本当に必要なものまで手放していたなんてことも…
なにかを手放すときは本当に必要なものと不要なものをしっかり区別できるように気をつけなければなりません。仮に必要な物まで手放してしまった場合は「ないものはない」と受け入れてしまうことで案外大丈夫なこともあります。
ミニマリストになるためのコツ
私はミニマリストを実際に目指して、必要最低限の物で暮らすことや、シンプルな物の考え方を取り入れることによって人生が大きく変わったのを実感しています。
ですので、ミニマリストになることをみなさんにも本当におすすめしたいです。
おすすめしておいて何なんですが、ミニマリストになることもないです。
「おすすめするのかい?しないのかい?どっちなんだい!?」とツッコまれてしまいそうですね(笑)
ミニマリストになることもないといったのは、ミニマリストになるためのコツがあるからです。
そのコツというのは
「ミニマリストにこだわらない」
ということです。
いきなり完全なミニマリストをイメージすると、こんなことを思う人がいます。
「私には、ほとんど物を持たない暮らしはできなさそう」
「大量に物を手放すことなんて簡単にはできないよ」
私が実際にミニマリストになることを知人におすすめしたらこのようなことを言われ、最初から興味を持たれませんでした。
確かにミニマリストには「必要最小限のもので暮らす」という定義があります。
ですが人によって必要なもの、必要でないものは様々です。
例えば、どうしても観たいテレビ番組があるとして、その番組を観ることで自身のモチベーションが上がるからテレビは必需品だと思う人もいます。
その人にとってテレビというのは本当に必要な物なのです。
もしかしたら「テレビがあってはミニマリストと呼べないな」と思う人もいるかもしれません。
たとえテレビを手放せなかったとしても、他の不要な物を手放すことによって以前よりも時間や心にゆとりができているなら、それはそれで全然オッケーだと思います。
ミニマリストになることを目的にするよりも、今より少しでも支出を減らし、少しでも時間と心にゆとりができることの方が大切なのではないでしょうか。
少しでもミニマリストの考え方に触れるだけでも得るものはあると思います。
実際私も何かと理由をつけて最初はテレビを手放そうとはしませんでしたよ。
もしあなたがミニマリストを目指すならば、「ミニマリスト」という言葉にあまりこだわる必要はありません。
まずは簡単に手放せそうなものから手放していけばいいんです。
少しずつ行動してみて「これならもっとやってみたい!」とミニマリストの魅力に惹かれたら、本格的にミニマリストになると決めればいいだけですからね。
ミニマリストにこだわらず、自分にとって必要なもの、必要でないものをゆっくり選別していくようにしましょう。
ちなみにミニマリストにこだわり過ぎないことを知人に伝えると、「私もちょっとやってみようかな!」と少し興味を持ってくれましたよ!
まとめ
以上、ミニマリストのメリットについて紹介しました。
もう一度ミニマリストのメリットとデメリットのおさらいをしておきますね。
ミニマリストのメリットとデメリットを見て、「これならミニマリストを目指してみたいかも」と感じたならば、ぜひ目指してみてください。
まずは「完璧なミニマリストになろう」ではなく「ミニマリストの考え方を少しマネしてみよう」から始めてみることがおすすめです。
お試し感覚で試してみるだけでも考え方が少しずつ変わっていくはずです。
少しやってみて「これは楽しい!これならもっとできそう!」と感じたら、本格的にミニマリストを目指していけばいいのです。
私も最初はお試し感覚でやってました!
少しでも気になったら、ちゃちゃっと行動してしまいましょう。
何事もまずは行動することが大切ですからね!
ミニマリストおすすめ書籍
私が実際読んだミニマリストについてのおすすめ書籍を紹介します。
どの書籍もミニマリストについての学びがあります。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね!