敏感すぎて疲れるあなたへ~HSPの特性を活かそう!

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HSP(Highly Sensitive Person ハイリー・センシティブ・パーソン)は、多くの場合、刺激に敏感だったり、他人の感情を読み取って気を遣いすぎたりすることで、とても疲れてしまうことや生きづらさを感じてしまうことがあります。

それによってHSPであることをネガティブにしまう捉えて人も多いはずです。

しかし、考え方次第でHSPをポジティブに変えることもできます。

今回はHSPをネガティブに捉えてしまって、疲れたり、生きづらさを感じている人のために、HSPをポジティブに変える方法について紹介します。

この方法を実践すれば、HSPであることで生きづらさを感じなくなり、さらにはHSPを自分の強みだと思うことができます。

HSPである私もこれらの方法を実践したことで、今まで感じていた生きづらさを解消することができましたので、どうぞご覧ください。

超繊細さんHSPあるあるについて紹介ています。気にし過ぎてしまう性格でお悩みの方はぜひこちらもご覧ください。

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目次

HSPの特性を活かす

HSPをポジティブに捉えるためには、HSPの特性を活かす必要があります。

そのためには、以下のような方法があります。

  • HSPであることを受け入れる
  • 自分を一番大切にする
  • 自分にあった環境をつくる
  • 自己肯定感を上げる
  • 相手の気持ちを察する特技
  • 100点を目指さない
  • 一人の時間を楽しむ
  • 断れる人になる

これらの方法を実践することで、HSPであることをポジティブに捉えることができるようになりますので、順番に解説していきます。

HSPであることを受け入れる

まずは自分がHSPであることを受け入れることが大切です。

例えば、HSPの特徴である刺激に敏感ということを知ることができれば、「だから気になってたんだ」と、今まで些細なことでも気になっていた原因に納得がいきます。

他にも「人に気を遣いすぎてしまう」ということにも納得がいくでしょう。

自分自身がHSPであるということを認識できれば、今まで感じていた生きづらさの原因に気づき、少しでも心の負担が和らぐはずです。

自分を一番大切にする

HSP気質の人は、自分よりも他人を優先しがちです。

他人のことを思いやることはとても良いことなのですが、あまりにも他人を優先してしまうとストレスに感じてしまうこともあります。

ストレスに感じて疲れてしまわないためにも、他人のことを大切にする前に、まず自分自身を一番に大切にしてあげてください

自分を一番に考えることで心にゆとりができます。

心にゆとりができれば、今まで以上に他人を大切に思うことができるはずです。

自分を大切にするために、他人軸ではなく自分軸で生きるように心がけましょう。

自分にあった環境をつくる

刺激に敏感なHSPでは、ちょっとした物音や光などに過剰に反応してしまう傾向があります。

HSPは物事に対して高い集中力で取り組めるという特性がありますが、ちょっとした刺激に気になりだしたら、せっかくの集中力は低下してしまいます。

集中力を切らさないためには、自分にあった環境づくりが必要です。

もし住んでいる場所が道路沿いで、車の音や振動に敏感に反応して悩んでいるとしたら、車の通りの少ない住宅街などに引っ越すことで悩みから開放することもできます。

持家だったりすると、そう簡単に引っ越すことなんてできないと思います。こういう方法もあるということだけでも知っておいてください。

もう少し簡単なところから変えるとすると

音に敏感で、物事に集中したいときは耳栓をしてみる。

蛍光灯の光が眩しく感じるのであれば電球色のやさしい光の電球に変えてみる。

このように、まずは身近で簡単なことから変えてみるだけで、自分にあった落ち着ける環境をつくることができます。

他にも、生きたくもない会社の飲み会や、愚痴だらけの食事会。気を遣うばかりでストレスを感じるならば、極力参加しないようにするなど、人付き合いなどの人間関係も変えていく必要があるかもしれません。

まずは簡単にできるところから変えていきましょう。

自己肯定感を上げる

HSP気質の人は、様々なことに共感してしまう特性があります。

共感する先が悲しいとか、イライラするなどのネガティブなことであれば、自分も同じようにその悲しみやイライラに共感してしまうかもしれません。

ですが逆に、嬉しいことやわくわくするなどのポジティブなことにも共感します

この共感するという特性を活かして、自分を成長させることができる自己啓発本などを読んでみたり、ポジティブな内容の映画を観るなどによって、自己肯定感を上げることができます。

自己肯定感が上がれば、物事をポジティブに考えることができるようになりますので、HSPであることをネガティブに考えるということが少なくなります。

もしネガティブな思考で悩んでいるなら、なるべくポジティブなことに触れるようにしてみてください。

共感力の高いHSPなら自然とポジティブな思考になっていくはずです。

相手の気持ちを察する特技

HSPは相手の表情や声のトーン、ちょっとした変化によく気がつきます。

いち早く相手の気持ちに気づくことで、必要以上に気を遣ってしまったり、機嫌が悪かったり落ち込んでいることを察してしまうと、「もしかしたら自分が原因なのかも」と悪い方に考えてしまうことも多々あります。

ですが、相手の気持ちを察したり、ちょっとした変化に気づくということは、とても素敵なことだと思いませんか?

相手の気持ちに気づけば、親身になって相談に乗ってあげられることもできるし、相手が髪型を少し変えたとか、いつもより楽しそうにしていれば、「今日はいつもより雰囲気いいね!」などと褒めてあげることもできます。

相手の気持ちを深く読み取ってしまうことを悪い方向に考えるのではなく、常に良い方向に考えるようにできれば、HSPにとって相手の気持ちや些細な変化に気づくことは特技になります。

100点を目指さない

HSPの人には完璧主義な人が多いといいます。

物事に対して完璧を目指しているので、仕事であれば作業ミスは少なく、与えられた仕事をコツコツとこなす仕事熱心なのはいいことです。

しかし、なんでもかんでも物事を完璧にこなそうとしていくと、心や体に大きな負担がかかっていってしまいます。

そんなことがずっと続いてしまえば、やがて心や体は壊れてしまうかもしれません。

100点を常に目指す人は、100点を取れなかったときのショックが大きすぎて、失敗してしまったことをいつまでも引きずってしまいます。

完璧にできないことでネガティブな思考になり、なにか目標を掲げていたとしても、「自分には無理なんだ」と、途中で目標を諦めてしまうかもしれません。

せっかく物事に熱心に取り組める特性を持っているのに、途中であきらめてしまうのは非常にもったいないことです。

そもそも、すべてのことをノーミスでやり続けることなんて誰にもできません

ですので、100点を取ることよりも70〜80点くらいをずっと取り続けることの方がずっと大切です。

完璧を目指さなければ心の負担も軽くなるし、目標に対して継続的に努力することができるようになります。

人は失敗をすることで成長していく生き物。

失敗はあたりまえ。

常に完璧を目指してしまうという人は、まずは不完全を受け入れることから始めてみてください。

失敗を恐れてしまう人にはこちらの記事もおすすめです。

ひとり時間を楽しむ

HSPの人は気を遣いすぎてしまうことや刺激に敏感なこともあって、すごく疲れを感じることがあります。

HSPは敏感すぎるゆえに、ひとりでいる時間をとても気楽に感じます。

HSPはひとり行動を好む人が多く、ひとりの時間を楽しむことが得意だったりします。

ひとりでいることが好きなら、自分だけの時間を思いっきり楽しんじゃいましょう!

週に1〜2日は自分の趣味にあてたり、好きなカフェで読書、旅行に出かけるというのもいいですね!

人と接することに疲れきってしまう前に、自分だけの時間を確保するようにしてみてください。

敏感すぎる人には必ず息抜きが必要です

断れる人になる

HSPは頼まれ事を断るのがとても苦手なタイプです。

なぜなら、「頼み事を断ったら相手に申し訳ない」と思ってしまうからです。

例えば、会社の上司に仕事を頼まれた場合、仕事を受けたからには上司の期待に応えたい!と思うので完璧にこなそうとします。

そうすることで上司からの期待や信頼を徐々にを得てきます。

期待や信頼されると、当然その上司はまた仕事を頼んできます。

「上司は自分に期待してくれてるんだ!断るなんて申し訳ない、期待に応えなければ!」

これの繰り返しです。

気づいたときには自分ばかり仕事が山のように増えていたなんてこともありませんか?

もちろん仕事で期待や信頼を得ることはとても大切なことですが、自分のキャパシティを超えるほどの頼み事を受けてしまうと、次第にこんなことを思うようになります。

「なんで自分ばかりが、こんなにたくさんの仕事しなきゃいけないんだろう」

「他の人は楽そうでいいな」

など、ストレスは増える一方です。

そうなってしまう前に、時には断ることが必要です。

HSPは断ることが苦手ですが、「できないものはできない!」と勇気をもって断ってみてください。

断ったら嫌われてしまうとか、期待を裏切って嫌な思いをさせてしまうというのは、ただの思い込みです

断ってみたら案外すんなりと受け入れられることが多いので、本当に大変だったら我慢せずに断ってみましょう。

仕事や行きたくもない飲み会や食事会などを断るときは、いきなり「できません」と断るのではなく、断り方やタイミング、頼まれたことの一部を断る、代替案を提示してみるなど、頼んできた相手への配慮も忘れないように気をつけましょう。

とにかく行動が大事

人にはいろんな悩みがあると思います。

悩み以外でも夢を描いたり、目標を立てるなど、頭で考えることはたくさんあるはずです。

しかし、これらのことは考えているだけでは前に進めません。

これはみなさんご存知のはずです。

私は読書が好きなのですが、たくさんの書籍を読むに連れて、「行動することは重要」というワードを何度も目にしました。

きっと「行動する」ということは誰もが大事だということはわかっているはずです。

わかっているけども行動するまでに至らないという方は多いのではないでしょうか。

私もその一人でした。

読書をすることで、「行動する」ということの重要さに気づき、「ほんの少しずつでもやってみよう!」と、小さな行動から始めることにしました。

すると、わずかですが気づきがあったり、気持ちの変化を感じました。

私は敏感すぎる気質にずっと悩み生きづらさを感じていたのですが、実際にHSPをポジティブにする方法をやり続けたことで、今まで感じていた生きづらさをなくすことができました。

今ではむしろHSPであることを個性だと思っています。

とにかく行動が大事!

もし、あなたに悩みがあったり、または夢や目標を抱いていて現状を変えたいと思っているなら、ほんの少しずつでもいいので、とにかくまずは行動してみてください。

ほんの少しでも前進することで、自分の中の小さな変化に気づけるはずですよ。

まとめ

以上、HSPを個性としてポジティブに捉える方法について紹介してきました。

今までHSPであることに生きづらさを感じていたとしても、HSPを自分の個性だとプラスに捉えることができれば、心がグッと楽になるはずです。

HSP気質を変えることはできませんが、誰にでも少し工夫をするだけでHSPの特徴を活かすことができます。

もしあなたが敏感すぎる性格で悩んでいるなら、今回紹介した方法を実践してみてください。

そして少しでもHSPであることをポジティブに捉えてもらえたなら幸いです。

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