「読書は良いことだとは思うけど、どうも気が進まない…」
「本を読みたいけど、忙しくて時間がない…」
そんな風に思っていませんか?
実は、以前の僕も同じ悩みを抱えていました。
読書は素晴らしいと理解しつつも、なかなか習慣にできず、年間で数冊読むのがやっと。
しかし、今では年間300冊以上の本を読むほど読書好きなっています。
読書を通じて得られる学びは計り知れず、自己成長にも大きく貢献してくれています。
この記事では、年間1〜3冊しか読めなかった僕が300冊以上読めるようになった具体的な方法を紹介していきます。
読書に興味はあるけれどなかなか一歩を踏み出せない、読書習慣を身につけたいけれど、なかなか続かないという方の参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
読書を習慣化する6つの行動


僕が実践した、読書を習慣化するための行動は以下の6つです。
- 読んだ本をアウトプットする
- 電子書籍を活用する
- ミニマリスト的思考を取り入れる
- 目標を立てて達成感を味わう
- スキマ時間をフル活用する
- 21日間続ける
これらの行動を意識することで、読書が習慣となり、知識や教養が自然と身につくようになりました。
読んだ本をアウトプットする
本は、ただ単にたくさん読めばいいというわけではありません。
本を読んで得た知識を忘れてしまったら、それは本を読んでないのと一緒です。
しっかりと内容を理解し、記憶に定着させることが重要です。
そのためには、アウトプットが欠かせません。
- 重要な箇所にマーカーや付箋をつける
- ノートやスマホのメモ帳に内容をまとめる
- 覚えたことを人に話す
重要な箇所にマーカーや付箋をつける
本を読んでいて重要だと感じたところにマーカーや付箋をつけることです。
ポイントは、「どんな些細なことでも少しでも気になったら躊躇なくする」です。
始めのうちは知らないことが多くて、マーカーを引く箇所がたくさん出てくると思います。
あるページはマーカーで線を引きすぎて「こんなに引いて大丈夫かな?」と思うかもしれませんが、そこは気にしなくても大丈夫です。
ノートやスマホのメモ帳に内容をまとめる
次にマーカーで引いた重要な箇所をノートやスマホのメモ帳にまとめてください。
特に実際に文字を書く方が脳に記憶されやすいので、ノートにまとめる方がおすすめなのです。
実際に僕は、最初のころは知識がなく、重要な箇所がたくさんあって、マーカーを引いたりノートに書いたりすることがとにかく多くて大変でした。
そのおかげで、なかなか読書のスピードが上がらず、読書を諦めそうになります。
しかし、ここで諦めちゃいけません!
何冊か読んでいると「あれ?この内容前読んだ本にも書いてあったな」と思うことがあります。
何度も出てくると思うということは、記憶に残っている証拠です。
覚えたことを人に話す
特に、人に話すことは記憶の定着に効果的です。
話せる機会があれば積極的に人に話していくことを心がけましょう。
ただ、ここで注意なんですが、覚えたことを一方的に話しても、それが相手の興味ない話題だったら、相手を不快にさせたり、気を遣わせてしまうことにもなります。
相手の興味や関心を考慮し、会話の流れで自然に話すように心がけましょう。
電子書籍を活用する


電子書籍は、場所を選ばずに読書を楽しめる便利なツールです。
- 持ち運びが便利
- いつでもどこでも読める
- 紙の本より安価な場合が多い
たくさんの書籍を読むとなると、紙の本だと1冊1,500円程度するので、自己投資とはいえ、金銭的にかなり厳しくなってくるかと思います。
お金が原因で本を読まなくなるのは、非常にもったいないことです。
特におすすめが、Amazonのkindle unlimited(キンドルアンリミテッド)。
月額980円で500万冊以上が読み放題なので、読書量を増やしたい人には最適です。
読み放題ではなくても、本屋で購入する場合より1割程度安く購入することもできます。
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ミニマリスト的思考になる
ミニマリストとは、必要最小限のもので生活する人のこと。
読書に集中できる環境を作るために、僕はミニマリスト的な考え方を取り入れ、身の回りの整理整頓を行いました。
- 読書に集中できる環境が整う
- 時間の有効活用ができる
- 心の余裕が生まれる
部屋の整理だけでなく、スマホのアプリや人間関係など、無駄を省くことで読書時間を確保することができます。
僕がミニマリストになって、感じたこと変わったことついてまとめた記事もあります。
興味ある方はこちらも読んでみてくださいね。


目標を立てて達成感を味わう


目標を立て、達成することでモチベーションを維持できます。
モチベーションを上げるために、以下の2つのことを重点に行います。
- 小さな目標から始める
- 進捗状況を可視化する
小さな目標から始める
大きな目標よりも小さな目標をたくさん達成することがポイントです。
目標を立てたはいいが、それがなかなか達成できなくて、いつの間にか諦めてしまっていたなんて経験はないですか?
小さな目標を立ててそれを何個も達成することによって自信がついてきます。
小さなことの積み重ねることで、いずれ大きな目標が達成されます。
最初は「毎日10ページだけ読む」や「とりあえず毎日本を開く」でもいいです。
とにかくハードルを下げて、これなら簡単にできる!という目標から始めてみましょう。
進捗状況を可視化する
今まで「どのくらい本を読んだか」という読書の実績を実感することで、読書に対するモチベーションが上がります。
そのために僕は「ブクログ」というスマホアプリを活用しました。
このアプリは読みたい本や読んだ本を登録することができます。
他にも、本の評価や感想を投稿、読書メモ、月間や年間で何冊の本を読んだかをグラフ化してくれる機能もあるので、読書の実績を可視化するにはもってこいのアプリです。
スキマ時間をフル活用


10〜15分のスキマ時間も有効活用しましょう。
「短い時間では読書しても意味ないのでは?」と思われそうですが、実は短い時間の方が読書に向いています。
これは、メンタリストDaiGoさんの書籍「自分を操る超集中力」で教わったことなのですが、「人間の脳は集中力が長く続かないようにできている」といわれています。
短い時間しか集中力が続かないのであれば、その短い時間で読書に集中し、記憶に定着させる。
短い時間のスキマ時間こそ、読書に適している時間だといえます。
- カフェでの待ち時間
- 電車での移動時間
- 就寝前の時間
スキマ時間を活用することで、まとまった時間がなくても読書量を増やすことができます。
具体的なスキマ時間の使い方についてはこちらも読んでみてください。


21日間続ける
読書を習慣化するには、毎日続けることが大切です。
人間の脳は、同じ行動を21日間続けることで「これは重要だ!」と認識し、習慣化すると言われています。
まずは21日間、毎日少しでも本を開くことから始めましょう。
- 毎日同じ時間に読む
- 寝る前に読む
- いつも持ち歩く
まとめ
この記事では、読書を習慣化するための6つの行動を紹介しました。
- 読んだ本をアウトプットする
- 電子書籍を活用する
- ミニマリスト的思考を取り入れる
- 目標を立てて達成感を味わう
- スキマ時間をフル活用する
- 21日間続ける
これらの方法を実践することで、読書が苦手だった僕も年間300冊以上読めるようになりました。
読書は、知識や教養を深めるだけでなく、人生を豊かにする力を持っています。
ぜひこの記事を参考に、あなたも読書を習慣化し、新たな世界を広げてください。