「きっと読書することはいいことなんだろうけど、なんか気が進まないんだよなぁ」
「本を読んでみたいけど、忙しくて読む時間なんてないよ」
そんなこと思ってる方いませんか?
以前の私も、読書はすごくいいことだと思いながらも、なんか気が進まなかったり、本を読み続けることができませんでした。
年間で1~3冊程度しか読書をしていなかった私でしたが、
今では年間300冊以上本を読めるようになっています。
読書をすると様々な学びがあり、自身のスキルアップにもつながるので本当におすすめです。
今回は、私が実践してきた読書を続けるための方法をお伝えしたいと思います。
読書に少しでも興味をお持ちの方、読書を好きになりたい方は、ぜひご覧になっていってください。
本を読むために行動した6つのこと
まず最初に、本をたくさん読むための6つの行動を紹介します。
- 読んだ本をアウトプットする
- 電子書籍を活用する
- ミニマリスト的思考になる
- 目標を立てて達成感を味わう
- スキマ時間をフル活用
- 習慣化する
私は、この6つのことを重点的に行ったことで年間300冊以上の本を読むことができました。
ではこれから、本をたくさん読めるようになるための6つのことについて具体的に説明していきますね。
読んだ本をアウトプットする
本は、ただ単にたくさん読めばいいというわけではありません。
本を読んで得た知識を忘れてしまったら、それは本を読んでないのと一緒です。
もちろん、本の内容をすべて覚えるなんてことは、よほどの特殊能力がない限りはできないと思います。
「この言葉は素敵だな」
「なるほど、こんな考え方もあるのか」
など、心に響くフレーズだったり、自分が重要だと感じたことは、せっかくなら覚えておきたいですよね。
そんな時はアウトプットを重視することがとても重要になってきます。
アウトプットをすることで、本で得た情報が記憶に定着しやすくなります。
では具体的にどのようなアウトプットをしていけばいいのでしょうか。
それは以下の3つのことになります。
- 気になった箇所にはマーカーを引いたり付箋を貼る
- 重要な箇所をノートやスマホのメモ帳にまとめる
- 覚えたことを人に話す
気になった箇所にはマーカーを引いたり付箋を貼る
まずは本を読んでいて気になったところや重要だと感じたところにマーカーを引いたり付箋を貼ることです。
ここでポイントなんですが、どんな些細なことでも少しでも気になったらマーカーを引いてみてください。
始めのうちは知らないことが多くて、マーカーを引く箇所がたくさん出てくると思います。
あるページはマーカーで線を引きすぎて「こんなに引いて大丈夫かな?」と思うかもしれませんが、そこは気にしてはいけません。
大変かと思いますが、重要だと感じたところには積極的にマーカーを引いたり付箋を貼っていきましょう。
重要な箇所をノートやスマホのメモ帳にまとめる
次にマーカーで引いた重要な箇所をノートやスマホにまとめることです。
特にノートに実際に文字を書く方が脳に記憶されやすいので、ノートに書く方がおすすめなのですが、自分にあったやり方で行ってください。
実際私は、最初のころは知識がなく重要な箇所がたくさんあって、マーカーを引いたりノートに書いたりすることがとにかく多くて大変でした。
そのおかげでなかなか読書のスピードが上がりません。
でも、ここで諦めちゃいけません!
この行動がしっかり身になっているからです!
何冊か読んでいると「あれ?この内容前読んだ本にも書いてあったな」と思うことがあります。
何度も出てくると思うということは、記憶に残っている証拠です。
記憶に残っていくと、自然にマーカーを引く箇所が減っていきます。
覚えたことを人に話す
覚えたことを人に説明できるようになれば、かなり知識が身についたといえます。
話せる機会があれば積極的に人に話していくことを心がけましょう。
ただ、ここで注意なんですが、覚えたことを一方的に話しても、それが相手の興味ない話題だったら、相手を不快にさせたり、気を遣わせてしまうなんてことになりかねません。
日常の会話の流れから、相手の興味をそそる話題を探り、さりげなく読書で覚えたことを話題にしていきましょう。
- 重要な箇所は些細なことも積極的にマーカーを引く
- マーカーを引いた箇所をノートにまとめる
- 相手に配慮しながら覚えたことを人に説明する
電子書籍を活用する
たくさんの書籍を読むとなると、紙の本だと1冊1,500円程度するので、自己投資とはいえ、金銭的にかなり厳しくなってくるかと思います。
お金が原因で本を読まなくなるのは、非常にもったいないことです。
そこでおすすめなのが「電子書籍」です。
特におすすめなのが、
Amazonのkindle unlimited(キンドル・アンリミテッド)の月額980円の読み放題サービスです。
すべての書籍が読み放題ではないのですが、200万冊以上が読み放題なので、たくさん本を読みたい人にはかなりおすすめのサービスです。
読み放題ではなくても、本屋で購入する場合より1割程度安く購入できます。
タイミングがあえば、キャンペーンで半額で購入できることもあるので魅力的です。
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もともと私は紙の本で読む派だったのですが、お試しで電子書籍を活用することにしました。
実際に活用してみたら、スマホで見れるので持ち運びに便利だし、いつでもどこでも書籍を読むことができるのは非常にありがたく、気づいたらすっかり電子書籍にハマってしまいました。
それ以来、人生を変えてくれるような、どうしても手元に置いておきたいほどの本以外は電子書籍で購入するようにしています。
特に紙の本へのこだわりがないのであれば、電子書籍を活用することをおすすめします。
電子書籍以外では、図書館で本を借りるというのもいいですね。
ミニマリスト的思考になる
私は、本をたくさん読むために身のまわりを整理して、読書に集中できる環境と時間を確保しようと試みました。
その時ものすごく役立ったのが「ミニマリスト的思考」です。
ミニマリストと聞くと、とにかくいろんな物を捨てまくって超節約生活!
みたいなイメージがあるかもしれません。
ミニマリストとは、かなり簡単にいってしまうと「必要最低限なもので生活をする」とされています。
ここでいう「必要最低限なもの」とは、人それぞれ違ってきます。
他人から見たら必要ないと思われそうものでも、自分にとって必要だと感じるのなら捨てずにとっておく。
逆に必要ないと感じたのならば、手放してしまえばいいのです。
他人や世間一般ではなく、自分にとっては必要なのか不必要なのかが大切です。
私はミニマリスト的な考え方を取り入れたことで、自分にとって必要ないと思うものをどんどん手放していきました。
そうすることで、自分の部屋も心もかなりスッキリしました。
さらには、部屋の物だけではなく、スマホに入っている不要なアプリ、パソコンのデスクトップの使っていないフォルダ、なんとなく観ていたテレビの時間、愚痴を言いあうだけの人間関係など、無駄と感じたことをとことん手放していきました。
そうしたことによって、本を読む時間をかなり確保することができました。
「時間が全然ない」とずっと思い込んでいた私ですが、やり方次第で時間は作ることができると実感しています。
目標を立てて達成感を味わう
目標を立てて、それを達成することによってモチベーションを上げることができます。
モチベーションを上げるために、以下の2つのことを重点に行います。
- まずは小さな目標を立てる
- 達成感を味わうために進捗状況を見えるようにする
小さな目標を立てる
大きな目標よりも小さな目標をたくさん達成することがポイントです。
目標を立てたはいいが、それがなかなか達成できなくて、いつの間にか諦めてしまっていたなんて経験はないですか?
大きな目標よりも小さな目標の方が達成しやすいです。
小さな目標を立ててそれを何個も達成することによって自信がついてきます。
自信がつくと更に向上心が湧いてきます。
小さなことの積み重ねることで、いずれ大きな目標が達成されます。
例えば「毎日10ページだけ読む」や「とりあえず毎日本を開く」でもいいです。
とにかくハードルを下げて、これなら簡単にできる!ということを毎日続けましょう。
どのくらい読んだか見える化する
今まで「どのくらい本を読んだか」という読書の実績を実感することで、読書に対するモチベーションが上がります。
そのために私は「ブクログ」というスマホアプリを活用しました。
このアプリは読みたい本や読んだ本を登録することができます。
そのほかにも、本の評価や感想を投稿できたり、読書メモを付けれたりできるので、アウトプットにはもってこいのアプリです。
さらには、月間や年間で何冊の本を読んだかをグラフ化してくれる機能もあるので、「自分はこれだけ本を読めたんだ!」と達成感を味わうことができます。
このように、進捗状況を見える化することでモチベーションは上がり、読書を続けたいという意欲が湧いてきます。
- 達成しやすい小さな目標を立てる
- 進捗情報を見えるようにする
- アプリなどのモチベーションの上がるツールを探してみる
スキマ時間をフル活用
10~15分といったちょっとしたスキマ時間はものすごく活用できます。
「短い時間では読書しても意味ないのでは?」
と思われそうですが、どうやら短い時間の方が読書に向いていそうなのです。
これは、メンタリストDaiGoさんの書籍「自分を操る超集中力」で教わったことなのですが、「人間の脳は集中力が長く続かないようにできている」といわれています。
短い時間しか集中力が続かないのであれば、その短い時間で読書に集中し、記憶に定着させる。
短い時間のスキマ時間こそ、読書に適している時間だといえます。
私のスキマ時間の活用方法は、飲食店などで席が空くまでの待ち時間や、注文した後の料理が来るまでの時間、友達と会う約束での待ち時間など、少しでも時間があったら本を読むようにしています。
本を読んでいなかったときの飲食店などの待ち時間では、
「あとどのくらい待てば席が空くんだろう」
「料理はいつ来るんだろうか」
など、結構イライラしてしまっていることがありしまた。
本を読むようになってからは、むしろ待たされた方が本をいっぱい読めるからラッキー!と思えるようになりました。
友達と会う約束があったときは、約束の時間よりも1時間早く行くようにしています。
早く着いた分、本は読めるし、約束の時間に遅刻することもありません。
待ち時間で読書することは、知識は増え、心も穏やかでいられるのでいいこと尽くしです。
スキマ時間を上手に活用していきましょう。
習慣化する
最後は「読書を習慣化する」です。
毎日歯磨きをするのは生活の一部ですよね。
それと同じように読書も習慣化され、生活の一部になってしまえば、毎日自然に本を読めるようになれるはずです。
最初は大変かもしれませんが、小さい目標を達成しつつ読書の進捗状況を見たりしてモチベーションを上げ、スキマ時間を活用し、読書を続けてみてください。
どうやら人間の脳は同じことを21日間(3週間)続けると「これは重要なことだ」と認識して習慣化されるようです。
読書以外のことでも習慣化できるので、続けたいことがあればまずは21日間続けてみてください。
まとめ
以上、私が実践してきた読書を続けるための方法についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
本をたくさん読むためにしてきたことをもう一度おさらいしますね。
2.電子書籍を活用する
3.ミニマリスト的思考で不要なものは手放す
4.まずは小さな目標を立てて達成感を味わう
5.スキマ時間をフル活用する
6.21日間続けて習慣化する
以上のことを実践してきたことによって、年間1~3冊程度しか本を読まなかった私が
年間で300冊以上本を読むことができるようになりました。
目標をなかなか達成できない自分にとって読書を続けることができたのは、とてつもない快挙なことでした。
本を読むことで知識が増えることはとてもいいことです。
ですが、そこで得た知識をそのままにしておくのは非常にもったいないです。
知識を得るばかりでなく、得た知識を使って行動に移すことの方がとても重要です。
知識が増えてくると視野が広がり、自分にとって本当にやりたいこと、大切なことが見つかるかもしれません。
もしあなたも、本を読んで「これをやってみたいな!」「ちょっとやってみようかな?」と感じることがあったなら、即行動に移してみてください。
行動を続けることで今よりもずっと成長できるはずです。
最後になりますが、読書をすることは新たな発見や考え方、気づき、人生の答え合わせなど様々な学びや教えがあります。
そしてなによりも本を読むことは楽しい!
やはり何事も楽しくないと続けられないと思います。
読書でも、それ以外のことでも、楽しむという気持ちを忘れずに日々過ごしていきたいものですね。
一日の行動をノートに書き出してみましょう。