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人はなぜ自分を否定してしまうのか?自己否定感を抱く原因と影響

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自己肯定感は高い方がいいとよく聞きますが、その理由は自己肯定感が高いと以下のような効果が現れるからかもしれません。

  • 失敗を恐れなくなる
  • 様々なことに挑戦しようとする
  • 逆境を乗り越えられる
  • 幸福感が得られる
  • 落ち込むことが少なくなる
  • 自分が好きになる

自己肯定感が高いと、気持ちが前向きになり、人生に良い影響を与えてくれそうです。

それとは逆に自己肯定感が低いと自己否定感が強くなってしまいます。

もし自己否定感が強いと、どのようなことが起こるのでしょうか。

今回は自己否定感が強くなってしまう原因や受ける影響についてご紹介していきます。

自己肯定感や自己否定感について理解していくことは、自分自身の心の状態に気づいたり、感情をコントロールするのに役に立ちますので、興味ある方はぜひご覧ください。

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目次

自己否定感が強くなる原因

そもそも、なぜ自己否定感を抱いてしまうのでしょうか?

自己否定感を抱く原因について知っておくことは、対策を考える上でも大切なことです。

まずは自己否定感を抱いてしまう原因のひとつが書かれている書籍がありましたので紹介します。

中島氏輝さんの書籍【何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書】

こちらの書籍にとても興味深い研究結果が記載されていましたので一部引用しますね。

アメリカで行われた心理学の研究によると、私たちは1日に6万回の思考をおこなっているそうです。

その6万回のうち80%、約4万5000回は、身を守るためのネガティブな思考になりがちということもわかっています。

書籍【何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書】より引用

一日の思考のうち80%もネガティブな思考をしているなんて驚きですね。

確かに一日の思考の大半がネガティブになっていれば、負の感情に飲み込まれ、自己肯定感が下がり、自己否定感が強くなってしまうのは仕方のないことかもしれません。

例えば、以下のような行動や出来事が自己否定感を抱いてしまう可能性があります。

  • 周囲から批判や否定的なコメントを受ける
  • 実績が評価されない
  • 自分と他人を比較してしまう
  • 失敗や挫折をする
  • 思うような結果が出せない
  • 悪い、悲しいといったニュースを見る
  • 職場や家庭、学校などの環境が自分に合わない

自己否定感が強い時に受ける影響

では、自己肯定感が低く自己否定感が強い時にどんな影響を受けるのでしょうか。

受ける影響をいくつか紹介します。

  • 自信がなくなる
  • モチベーションの低下
  • 成長の機会を逃す
  • ストレスを抱える
  • 自分のことが嫌いになる
  • 人間関係が悪くなる
  • うつ症状や不安障害のリスクが高まる

自信がなくなる

自己否定感が強いと自分自身や自分の能力に自信が持てなくなります。

自己評価が低いため自分の意見や選択に自信が持てず、他人の意見に流されやすくなってしまう可能性があります。

モチベーションの低下

自己否定感が強いと気持ちが落ち込む傾向にあるので、モチベーションが段々と下がってきてしまいます。

モチベーションが下がるとやる気も起こらず、行動力は低下し、仕事であれば生産性も下がってしまいます。

成長の機会を逃す

自己否定感が高まり、自分に自信がなくなってしまうと目標を達成する能力や価値を信じることが難しくなり、新しいことに挑戦しようという勇気が持てなくなってしまうかもしれません。

挑戦しようという気持ちがなければ、せっかくの成長の機会を逃しているのかもしれません。

ストレスを抱える

自己否定感が強い人は物事を前向きに捉えられないので、不満ばかりが募っていきます。

やる気やモチベーションが下がっている状態だと、リフレッシュすることすらめんどくさくなり、ストレスはいつまでたっても発散できず、ストレスを抱え続けることになってしまいます。

自分のことが嫌いになる

自分に自信が持てないと「なにをやっても上手くいかない」「自分はダメ人間なんだ」などと思う人もいます。

自己否定ばかりしていれば自暴自棄になり、やがて自分のことが嫌いになってしまうことも。

人間関係が悪くなる

自己否定感が強いと、他人との関係において不信感や不安を抱きやすくなる場合があり、人のことを信用できなくなることもあります。

他人を信用できなければ、その人からのアドバイスなどを素直に受け取れず、相手の好意を無下にしてしまうこともあります。

その結果、自分から人は離れ、人間関係が悪くなってしまうということもあります。

うつ症状や不安障害のリスクが高まる

自己肯定感が低く、自己否定感が強いままでいると気持ちが落ち込み、常に不安な状態が続くこともあります。

不安な状態がずっと続いてしまえば、いずれメンタルはやられてしまい、うつ症状や不安障害などのリスクが高まってしまうこともありますので、自己否定感が強い状態が続くことはとても危険なことかもしれません。

自己否定感が強いと負のスパイラルに陥る

自己否定感が強い場合に受ける影響について紹介してきましたが、これはほんの一部です。

これだけ見ていても悪影響のオンパレードですね。

自己否定感が強いと負のスパイラルに陥り、とにかく気持ちは落ち込み、やがて心や身体にも悪影響が現れてしまう可能性があります。

自己否定感ばかり抱いていることは、あまりいいこととは言えません。

ですので、生きていく上では自己否定感よりも自己肯定感を抱いていく必要がありそうです。

ネガティブな思考自体は悪くない

いま説明してきたように自己否定感が強いと、さまざまな悪い影響を受けてしまう可能性があるので、自己肯定感を高めるために物事をポジティブに考えた方がよさそうです。

ただ、ここで注意してもらいたいことがあります。

それは、ネガティブ思考でいることが悪いという訳ではないということです。

中島氏輝さんの書籍から引用した文に、「身を守るためのネガティブな思考」というのがありました。

これは、人は生きていくのにネガティブな思考は必要だということです。

たとえば、交通事故や他の危険から身を守るために恐怖心というネガティブな感情を抱いて危険回避しようとします。

他にも警戒心を抱くことで詐欺や悪意のある行動から身を守ることができます。

このようにネガティブな思考自体は悪いことではありません。むしろ生きていくのに必要不可欠な思考です。

しかし、ネガティブな思考に偏りすぎてしまうと、気持ちが落ち込んでやる気が起きなかったり、常に不安がつきまとったりしてしまいます。

ですので、自己否定感が強くなりすぎないためにも、ネガティブな思考に偏りすぎないようにバランスを取る必要があります。

ネガティブな感情のメリットや負の感情をコントロールする方法について詳しく説明した記事もありますので、興味ある方はご覧になってみてください。

自己肯定感を高めるには行動が大事

自己肯定感を高めることは、健康な心の状態や幸福感の向上につながります。

もし、自己否定感ばかり抱いてネガティブ思考でいることに悩んでいるのなら、自己肯定感を高めるための行動をしていくことが大切です。

今回は自己肯定感を高める方法については割愛させていただきますが、こちらの記事で自己肯定感を高める方法について具体的に解説していますので、自己肯定感が低いことに悩んでいる方はこちらを参考にしてみてください。

まとめ

以上、自己否定感が強くなってしまう原因と受ける影響について紹介してきました。

人はどうしてもネガティブな思考をしてしまいます。

しかし、そのことを悪いことだと捉えず、ネガティブの良い部分を上手に活かすことが大切です。

自己否定感ばかり抱いていれば、やがてネガティブの思考に飲み込まれて心と体は疲れ切ってしまいます。

そうならないためにも、自己肯定感が高い状態を維持できるような行動をとっていきましょう。

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