ミニマリストは必要最小限のもので暮らすという特長があり、ミニマリストのメリットのひとつとして引っ越しがとても楽で費用が少なくて済むというメリットがあるようです。
私はいつか北海道に移住したいという思いがありました。
いつかやる!は一生やらない。思い立ったが吉日!移住してしまおう!
後先考えず行動して後で痛い目みても知らないにゃー
私の人生は失敗ばかりですが、失敗をあまり悪いと思わない性格で、座右の銘も「やらない後悔より、やって失敗」なので、思い切って北海道に移住してみました。
本記事では、持ち物が少ないミニマリスト歴2年の私が、愛知県から北海道に引っ越しをするのに実際に買ったものや、どのくらいの労力かかかったのかをまとめてみました。
持ち物が少ない暮らしのメリットがわかっていただけるかもしれませんので、興味ある方はご覧ください。
北海道移住にかかった費用
まず結論から言いますと、愛知から北海道に移住にかかった費用は
138,894円でした。
令和5年8月に引っ越しています。
衣類、パソコンだけキャリーバッグに詰め込んで持ち込んでいます。
それ以外で、自分にとって必要最小限の物を一から購入した場合、どれくらいの費用がかかったのか、どんなものを購入したのか、かかった費用が高いのか安いのかを細かく説明していきます。
- 以前住んでいたところでは、退去費用がほとんどかからず、家電等も知り合いに譲ったり、リサイクルやフリマなどを活用したため、費用はゼロとしています。
- 食費、食料品も含めいていません。
- 今回は夏場に引っ越ししたため、冬場には衣類が足りなければ追加で購入する場合があります。
賃貸初期費用
まずは賃貸にかかる初期費用を紹介します。
家賃、共益費、管理費、保証委託料、仲介手数料など合計で46,011円
敷金、礼金はなし。
火災保険は18,000円
ちなみに間取りは1ルーム9畳賃と共益費込みで、およそ22,000円の物件です。
北海道は家賃が安い!
こだわりがそんなになければ安い物件は結構あると思います。
極力ものを置きたくない私にとっては十分すぎる広さの部屋です。
築年数は古いですが、最寄りの駅も徒歩5分程度だったり、周辺にはスーパーやコンビニ飲食店などが結構あるので不便がありませんでした。
ただしエアコンがない物件なので、北海道といえど夏は暑い傾向にあります。今年はなんとかなりましたが、来年は冷房器具を購入する必要があるかもしれません。
さすがに寒い地域なので、灯油ファンヒーターは最初から備え付けてありました。
家具、家電
今回の引っ越しで、私が最小限必要と感じた以下の家具や家電を購入しました。
- 冷蔵庫
- サーキュレーター
- 電子レンジ
- IT クッキングヒーター
- ふとん
- テーブル
- 椅子
- 電球
- アイロン
洗濯機は迷いましたが、コインランドリーが近くにあったので購入しませんでした。
炊飯器も電子レンジ、もしくは鍋で炊けるので購入しません。
炊飯器がなくてもご飯をおいしく炊く方法についてはこちらもどうぞ。
上記購入した物の詳細と金額を紹介していきます。
購入したものは、当時に最安値だったもので買え揃えました。
冷蔵庫
価格11,480円(税込)
サーキュレーター
価格2,480円(税込)
電子レンジ
価格7,980円(税込)
IT クッキングヒーター
価格4,609円(税込)
布団セット
価格5,999円(税込)
テーブル
価格3,540(税込)
ニトリの折りたたみテーブル
椅子
価格1,980円(税込)
電球
価格1,680円(税込)
アイロン
価格1,990円(税込み)
日用品
主に100均とドラッグストアで揃えました。
日用品にかかった合計金額は13,025円(税込)でした。
以下のものを購入しました。
- カーテン
- 指定ごみ袋
- 洗剤類
- 鍋
- 食器類
- キッチン周辺のもの
- シャワーヘッド
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- 延長コード
- ハサミ
- フェイスタオル
- バスマット
- ハンガー
- ゴミ箱
- ランドリーバスケット
- 歯ブラシ
- 歯みがき粉
- シャンプー
- ボディソープ
- 洗濯ばさみ
- アイロンマット
- 掃除道具
日用品は種類や少額なものが多いため詳細は割愛させていただきます。
交通費
愛知県から北海道の住む場所に移動するためにかかった飛行機代と電車代になります。
かかった費用は20,120円です。
いつも飛行機はLCCを利用していて、5,000円~8,000円くらいで済むのですが、今回飛行機代が値上がっていて、交通費が少し高めになってしまいました。
費用合計
今回、北海道移住にかかった費用の合計(税込)になります。
賃貸初期費用 | 64,011円 |
家具、家電 | 41,738円 |
日用品 | 13,025円 |
交通費 | 20,120円 |
合計 | 138,894円 |
引っ越し業者を使うと、一人暮らしでも荷物が多い場合の相場は約6万円~8万円といわれています。
新たに変え揃えるとしても必要最小限を意識しなかったら、さらに多くの費用がかかってしまうはずです。
家賃が必要最小限を意識したおかげで、ある程度費用を低く抑えられたのだと思います。
そういえば、20年ほど前に初めて一人暮らしするのにかかった総費用が、およそ40万円だったことを思い出しました。
当時に比べれば性能の良い家具や家電は価格が安くなっていたり、100均などの商品もかなり充実していていると思いますが、それでもかなり費用を抑えることができたので、今回の引っ越しはかなり満足しています!
引越し作業の感想
なるべく無駄な物を増やさないことを意識しながらお金を使っていきました。
ミニマリストになる前は、「使うかもしれないものはとりあえず買っておこう」と思いお金を使っていたのですが、結局使うこともなく無駄な買い物をしたこともありました。
自分にとって必要なものが何なのかをしっかり意識してお金を使っていくと、案外お金を使わなくて済みます。
それに物が少ないと掃除も楽ですしね。
もし、また引っ越すことがあれば、そんなに遠くでなければレンタカーを借りて1回運べてしまう荷物の量です。
もしくは宅急便で荷物を送ることもできるので、引っ越し費用はかなり低く抑えることができると思います。
過去に突然の転勤などで職場が遠くなって、長時間かけて通勤することもありましたが、物を少なく常に身軽にしておくことで、素早く引っ越しすることもできます。
他にも就職や転職をしようと思った場合、基本家から近い職場を探すと思いますが、引っ越しが気軽にできる状態であれば、仕事の場所を気にすることがなくなるので、自分の働きたい仕事がより見つけやすくなるかもしれませんね。
金銭面だけではなく、必要最小限の物で暮らすミニマリストには、こういった強みもあると思います。
まとめ
以上、持ち物が少ない私が北海道移住にかかった費用について紹介してきました。
引っ越しをしない理由に「めんどくさい」や「費用がかかる」という理由の人もいるかと思います。
ミニマリストのように持ち物が少なければ費用は少なくてすむし、めんどくささも少なくてすみます。
引っ越しをするにしてもしないにしても、不要なものはなるべく持たないようにして、常に身軽にしておけば、なにか行動をしたい時の妨げがなくなるかもしれないのでおすすめですよ。