大掃除や断捨離をするぞと意気込んで、次々に不要なものを処分していったところ、昔のアルバムや小さい頃に遊んでいた思い出の品をみつけて、
「この頃の若かったなぁ」
「子供の時のお気に入りのぬいぐるみだ!懐かしいなぁ」
なんて、思い出に浸ることもあったかと思います。
こういった思い出の品というのは、なかなか手放せないものですよね。
それでも、なんとか部屋をきれいにするために思い出の品を処分したいという人におすすめな方法があります。
その方法とは思い出の品のデジタル化です。
思い出の品をデジタル化してしまえば今まで手放すことができなかった物をでも、手放すことができるようになります。
今回は思い出の品をデジタル化するメリットとデメリット、思い出の品をデジタル化する方法について紹介していきます。
「思い出の品を手放したいけど、なかなか決心がつかない」という人や「思い出の品は大切なものだから捨てられない」という人におすすめなのでぜひご覧ください。
思い出の品のデジタル化のメリット・デメリット


思い出の品をデジタル化することに抵抗がある方もいらっしゃると思いますので、まずは思い出の品をデジタル化するメリットとデメリットを一覧にしてみました。
思い出の品デジタル化のメリット
思い出の品をデジタル化することによって得られる最大のメリットは、部屋のスペースが節約できることではないでしょうか。
他にもデジタル化してしまえばデータとして半永久的に残り続けます。
いざ思い出の品を見たいと思ったときは、データがきちんと整理や管理がされていればすぐに見つけ出すことができます。
思い出の品デジタル化のデメリット
デメリットとしては、データそのものを紛失してしまうリスクや、ネット上でデータを扱うので、セキュリティー面で注意しておかなければなりません。
対処法としては、データそのものを紛失してしまう恐れがある場合は、データのバックアップをいくつか取っておくことで、たとえデータをなくしても復元することができます。
セキュリティー面ではハッキングなどの被害にあわないように、個人情報にあたるようなデータは暗証番号を設定したり、オフラインで管理するなど自分自身でデータを守っていかなければなりません。
デジタル化にはデメリットもありますが、データをしっかり管理することができれば、思い出の品をデジタル化することはメリットが多いかと思います。
思い出の品をなぜ手放せないのか?


そもそもなぜ思い出の品を手放すのが難しいのでしょうか。
それは思い出の品を手放すことによって懐かしい記憶もなくなってしまうかもしれないからだと思います。
しかし、思い出の品というのは押入れやタンスの中などに大切にしまってあったりします。
掃除をしていたら、たまたま思い出の品を見つけたなんてことはありませんか?
このように思い出の品は普段は気にも留めず、存在を忘れ、案外なかったらないで大丈夫だったりします。
ここで大切なのは思い出の品そのものではなく、その思い出の品を見て昔の懐かしい記憶を思い出すことの方が大切なはずです。
とはいえ、デジタル化した思い出の品はオリジナルのものには劣ってしまうこともあります。
たとえば、昔の懐かしい写真のような画像や手紙などはデジタル化してもあまり違いを感じないかもしれませんが、ぬいぐるみのような形あるものは手で触った感触などでも昔の記憶が蘇ってきたりすることもあります。
どうしても手放したくないという物は、無理をして手放すこともありません。
本当に大切と思えるものはぜひ取っておいてください。
思い出の品をデジタル化して形が変わったとしても思い出がなくなるわけではなく、心の中で存在し続けます。
昔の思い出を記憶に残しておくだけでいいのであれば、時代の流れとともにデジタル化してしまいましょう。
思い出の品をデジタル化する方法


それでは思い出の品をデジタル化する方法をいくつかご紹介します。
思い出の品をデジタル化する方法は以下の通りです。
- スキャン
- 写真撮影
- デジタル化サービス
- 音声や映像のデジタル化
スキャン
写真や書類、手紙、名刺などの紙媒体の思い出の品はスキャナーを使ってデジタル化をすることができます。
スキャナーがない場合は、スマートフォンのアプリを使うことでスキャンすることもできます。
写真撮影
ぬいぐるみやアート作品など、立体的な思い出の品はデジタルカメラやスマートフォンで撮影することでデジタルデータとして保存しておくことができます。
最近のデジタルカメラやスマートフォンはカメラの性能が高いものが多いので、思い出の品をきれいに写真撮影ができると思います。
カメラの機能だけではなく撮影する場所や明るさ、角度など撮影の技術を身につけておくと、より品質のよい写真を撮影できるようになります。
他にもスマートフォンのアプリを使用して、デジタル化したデータの色調整や補正機能を行うことで品質を高めることができます。
デジタル化サービス
デジタル化を専門で行っているデジタル化サービスを利用することで、プロの手でデジタル化を行ってもらうことができます。
サービス料はかかりますが、専門の人が行うので高品質なデジタルデータを入手することが可能です。
音声や映像のデジタル化
昔のカセットテープに録音した音声やビデオテープに録画した映像はDVDなどにデジタル化することもできます。
カセットテープやビデオテープは劣化してしまうと大切な思い出は失われてしまうので、早めにデジタル化してしまうのがいいでしょう。
ビデオキャプチャーといった専用の機器を使うことで個人でもデジタル化することもできますが、専用の機器を買うための費用や手間がかかってしまうので、こちらもデジタル化サービスを使ってプロの人に任せたほうが無難かもしれません。
画質や音声の品質にまったくこだわりがないのであれば、スマートフォンの録音機能や動画機能でオリジナルの音声や映像をそのまま録音したり撮影するという方法もあります。
まとめ
以上、思い出の品を手放せるようになる方法について紹介してきました。
思い出の品をデジタル化するのは最初は手間もかかるし抵抗もあるかもしれませんが、一度やってしまえば意外と簡単にできてしまうものです。
思い出の品をデジタル化したら、あとはその思い出の品を手放していくだけです。
思い出はそのままに、ものを上手に手放して、部屋も心もスッキリした生活を送っていきましょう!