「お金を貯めてるつもりなんだけど、一向にたまっていかない」
「日々の生活で精一杯だから貯金にまわせるお金なんてない」
このように、お金が貯まらない悩みを抱えている人はいるのではないでしょうか。
お金が貯まっていかないという人は、もしかしたら「お金が貯まらない行動」を気づかないうちにとっているからかもしれません。
今回の記事では、お金が貯まらない人の特徴について紹介していきます。
この記事を読むことで、「自分はどういうお金の使い方をしているのか?」ということに気づけたり、自分のお金に対する行動を見直すきっかけにもなると思います。
「お金を貯めなければならない」とお金に対して常に不安を抱いている人や、「お金が思うように貯まっていかない」という人のためにまとめましたので、ぜひご覧ください。
お金が貯まらない人の特徴10選


お金が貯まらないという人は以下のような特徴があります。
- 収入よりも支出の方が多い
- 衝動買いや無駄遣いが多い
- 家計管理ができていない
- 借金やクレジットカードの未払いがある
- 節約意識が低い
- 見栄っ張り
- お金に対する知識が少ない
- 固定費が高い
- めんどくさがり屋
- お金は天下のまわりものと思っている
もし、お金が貯まらないと悩んでいる人は、この特徴に当てはまっていないか一度チェックしてみてください。
収入よりも支出の方が多い
お金が貯まらない人は、収入よりも支出の方が多い傾向があります。
あたりまえのことですが、収入を超えてお金を使ってしまえば手元にお金が残るはずはありません。
しかし、この事実を受け入れようとせず、現実逃避してしまう人もいます。
衝動買いや無駄遣いが多い
お金が貯まらない人は衝動的に高額な買い物をしてしまったり、無駄な出費が多い傾向があります。
物欲に負けてしまったり、必要のないものにお金を使ってしまう場合は、感情をコントロールすることが必要かもしれません。
家計管理ができていない


家計管理がしっかりできていない人はお金が貯まらない傾向にあります。
予算を立てずに無計画にお金を使ったり、収入と支出のバランスを把握できていなければ、お金をコントロールすることはできません。
お金の流れを把握せずに貯蓄をしようとするのはとても難しいことです。
借金やクレジットカードの未払いがある
借金やクレジットカードの未払いがある場合、利息や手数料などの余計なお金がかさんでしまい、家計を圧迫してしまいます。
特に利息の高い借金については注意が必要です。
利息の高い借金が長期に長引いてしまうと、借金の総返済額が膨らんでいってしまいます。
節約意識が低い
お金が貯まらない人は、節約に対する意識が低い場合があります。
もし、収入が増えたとしても節約意識が低いままでは、たとえ収入が増えたとしてもその分お金を使う額も増えてしまいます。
節約意識を高めなければいつまでたってもお金は貯まっていきません。
ただし、なんでもかんでも節約すればいいというわけではなく、自分にとって無理のない節約をするということが大切です。
見栄っ張り


お金を貯める上で、一番の敵は「見栄」なのかもしれません。
見栄を張ることは、自分のためにお金を使うのではなくて他人にどう見られるかでお金を使うことがあります。
たとえば、「現在の流行りに乗り遅れたくないからスマホは常に最新機種だ」「同世代に友達に自慢したいから高級車に乗ろう」など、人目を気にして見栄を張ろうとすると、本当に必要のないものにもお金の使いってしまい、余分な支出が増えてしまうことがあります。
お金に対する知識が少ない
お金に対する知識が少ないと気づかないうちにお金で損をしているかもしれません。
たとえば、控除できる税金があったとしても、それを知らなかったことで、本来払わなくてもよかった税金を払うことになったり、還付を受けられないということもあります。
他にも、金利や手数料についての知識が少なければ、たとえば大きな買い物でローンを組むときや投資商品を選ぶときに、どれを選べば最適なのかがわからず、高い金利や手数料を払うことになってしまってしまうこともあります。
固定費が高い
お金が貯まらない人には、毎月かかる固定費がとても高い人がいます。
たとえば、毎月のスマホにかかる料金、賃貸料、光熱費、生命保険料などがあります。
これらの料金が高ければ、お金を貯めるのは難しいかもしれません。
料金の見直しをせず、何年も前に契約した価格のままという人もいます。
めんどくさがり屋
めんどくさがりだったり、問題を先延ばしにしてしまう人はお金が貯まらない傾向があります。
たとえば、スマホ料金プランを見直せば確実に支出を減らせるということがわかっていたとしても、「めんどくさいからまたにしよ」などと、行動を後回しにする癖のある人はいつまでたっても支出を減らすこはできません。
突然ですが、こんな言葉を聞いたことはないですか?
「明日やろうは、バカヤロー」
これは何年も前にテレビで放送されていた山下智久さんと長澤まさみさんが主演のドラマ『プロポーズ大作戦』というドラマの中の名言のようです。
今日できることは明日に引き伸ばすなということですね。
お金は天下のまわりものと思っている
「お金は天下の回り物だからお金はじゃんじゃん使うべきだ!」という人をたまに見かけます。
この「お金は天下の回り物」という言葉は、お金は常に世の中を回っているもので、現在はお金がないという人でも、いつかは回ってくるという励ましの言葉だとされています。
確かにお金を使うことで経済は成長しますし、会社が成長すれば給料も上がるので、自分のもとにお金が回ってくるのだと思います。
ですが、お金を使うことばかり重視して楽観的に考えているだけでは当然お金はなくなっていきます。
いつかはお金が回ってくるかもしれませんが、その日がいつなのかはわかりません。
原因がわかったら行動する
もし、お金が貯まらない人の特徴にあてはまっているなら、それらを解決していくことで収入よりも支出のほうが小さくなり、確実にお金は貯まっていきます。
まずは自分自身が今どういう環境や状況で生きているのかに気づくことが大切です。
気づけたあとは行動あるのみです。
お金が貯まらないことに悩んでいるだけではお金は増えていきません。
なにも行動しなければ現状維持のままです。
お金を貯めたいのであれば、まずはできることからひとつずつ行動していくようにしましょう。
お金をためたいのならお金がたまる人の真似をしてみることがおすすめです。
できないことは、できている人をお手本にすることが一番です。
お金の貯まる人の特徴についてまとめた記事がありますので、こちらを参考にしてみてください。


お金は手段であって目的ではない


お金はあればあるだけいいとか、お金さえあれば幸せになれると思っている人もいるかもしれません。
確かに人の悩みや欲望は、お金で解決できることが多く、お金をたくさんほしいと思う気持ちもわかります。
しかし、あくまでお金は手段であって目的ではありません。
お金に振り回されてしまう人はこのことを忘れてしまいがちです。
お金を貯めることが目的になってしまうと、本当は辞めたいと思っている会社でも我慢して働いたり、ほしい物も買わず、節約ばかりの日々を送ることで辛い思いをしてしまう可能性もあります。
そうならないためにも「自分はお金そのものが目的になっていないか?お金を使ってなにをしたいのか?」と、一度お金の目的を明確にしてみてください。
もしかしたら、あなたにとっての幸せは、実はそんなにお金を必要としないことなのかもしれません。
自分のしたいことが、お金をそれほど必要としなければ、支出は減りお金は貯まっていきます。
お金よりも時間がほしいという人は、働く時間をなどを減らして自由に使える時間を得ることもできます。
お金がたまらないと悩んでいる人は、お金をためることが目的になっていないか一度確認してみましょう。
まとめ
以上、お金が貯まらない人の特徴について紹介してきました。
お金が貯まらないという人は、知らず知らずのうちにお金が貯まらない行動をとっているかもしれせん。
「稼ぎも少ないし、お金を貯めるなんて無理だよ」とあきらめるのはまだ早いです。
世の中きちんとお金を貯められている人もいます。
今は貯められていないけど、少し工夫するだけできっとお金が貯められるようになるはずです。
お金が貯められる人になれるように、ひとつずつお金の貯まらない行動を見直していきましょう。