自分の掲げた目標や夢を叶えたいのであればしっかりとした目標の立て方が重要になってきます。
目標の設定を間違えていたり、自分に合っていない目標の立て方を選んでいるといつまでたってもその目標は達成できず、最終的にはあきらめているというこのになってしまいます。
もしあなたが「目標を立てたけど続かない」「新たになにかを始めてみたい」と思っているならば、ウォーレン・バフェット氏のシンプルな目標の立て方を参考にしてみてはいかがでしょうか。
ウォーレン・バフェットとは
- 1930年8月30日生まれ
- 世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主で会長兼CEO
- 米経済紙フォーブスの世界長者番付の常連者
- 投資や経済の才能が優れ「オマハの賢人」や「投資の神様」とも呼ばれている
ウォーレン・バフェットのことが漫画でわかりやすく紹介されている書籍がありますので、ウォーレン・バフェットのことを知りたい方はこちらの書籍がおすすめです。
そんな世界的な投資家で知られているウォーレン・バフェットの目標の立て方がとてもシンプルでわかりやすかったので、ご紹介します。
- 目標を立てたが長続きしない
- 目標の立て方がわからない
- 「時間がない」が口癖な人
- 断ることが苦手な人
ウォーレン・バフェットの目標の立て方
では早速、ウォーレン・バフェットの目標の立て方を見てみましょう。
- 人生で達成したい25個のことを書き出す
- そのうちの重要度の高いトップ5を選ぶ
- 残りの20個は目に入らないようにする
以上の3つのことがウォーレン・バフェットの目標の立て方です。
とてもすごくシンプルですよね。
では次に具体的な例をあげて解説していきます。
STEP1 人生で達成したい25のことを書き出す
まずは人生で達成したいことを25個書き出してみることです。
頭の中だけで考えていては考えがまとまらないので、まずは紙に書き出すことから始めてください。
この時に書くことは短期的に達成したいことや中長期、小さな目標から大きな目標など達成したいこと何でもいいです。とにかく書き出すことが大切です。
- 英語を覚える
- 仕事で昇進する
- お金持ちになる
- 海外旅行にいく
- 事業を立ち上げる
- マイホームを購入する
- ペットを飼う
- 車を買う
- 副業で稼げるようになる
- ジムに通う など
一例をあげてみました。25個書き出したら次のステップに移ります。
STEP2 重要度の高いトップ5を選ぶ
25個書き出した中から特に達成したい重要度の高い目標を5つ選びます。
- 英語を覚える
- マイホームを購入する
- 海外旅行に行く
- 仕事で昇進する
- 副業で稼げるようになる
ここで選んだ5つのことは自分にとって最も達成したい目標になります。
この選び出す作業は自分にとって最も重要な目標を導き出すことを目的としています。
ですので、それぞれの目標を達成するには更に詳細な目標を設定する必要があります。
今回は目標を明確にすることにフォーカスしているので詳細な目標の立て方については割愛させていただきます。
この選んだ5つのことを用紙にまとめて目に見える場所に貼り出してみましょう。
目標を常に意識するのに効果的です。
STEP3 残り20のことは一切考えない
重要度の高い5つを選びましたが、残り20のこともいずれ達成したい夢や目標だと思います。
ですがウォーレン・バフェット氏はこう言っています。
トップ5に入れなかった残りの20のことはどんな目標であろうとトップ5のことを達成するまでは一切取り組んではならない。
重要度の高い5つの目標以外も気になってしまいそうですが、ここでは一切考えないことが重要になります。
重要度の高い目標に集中するために残りの20のことに関しては目の届かないところにしまうか、一度処分してしまいましょう。
目標を絞ることが重要
ウォーレン・バフェット氏は資産家で有名で、すでに莫大な資産を持っています。
お金で大抵のものは手に入れられ、お金には困らない人生を歩んでいるウォーレン・バフェットですが、彼はこんなことを言ってます。
「私は欲しいものはたいてい何でも買えますが、時間は買えません」
確かに、どんなにお金をもっていても、時間だけは買うことができませんね。
過ぎた時間は絶対に戻ってきません。時間というものはとても貴重なものです。
そんな貴重で限られた人生の時間を効率よく使っていくことが大切です。
ウォーレン・バフェット氏が言う優先順位の高いものを5つに絞ることは、人生の限られた貴重な時間を本当に叶えたい夢や目標に集中して使うためには非常に適している目標の立て方といえるでしょう。
- 目標を25個書き出してみる
- トップ5に絞る
- 残りの20個の目標は忘れて5つの目標に集中する
「No」と言えるようになる
ウォーレン・バフェットの名言
成功者と本当の成功者の違いは後者はほぼすべてのことにノーということだ
この名言はとても考え深いです。
私は頼まれごとがあると、つい「はい」「大丈夫です」「できます」と言ってしまいがちです。
頼まれごとは断ることがなかなかできないタイプです。
「断ったら嫌われてしまうんじゃないか?」
「嫌な奴だと思われてたらどうしよう」
こんなことを心の中で思ってしまって、断ることが苦手でした。
今では少しづつですが、できないことは勇気をもって断るように心がけています。
もし自分にとって不要なことをすべてを断ることができるのであれば、自分のために使える時間が増えるに違いありません。
人は物事を増やすことよりも減らすことの方が難しいといわれています。
少しでも自分の夢や目標を早く達成させたいのであれば、自分にとって本当に必要ではないことは極力減らしていくべきです。
とは言え、いきなりすべてのことを「ノー」と言えるようになるのは難しいと思います。
ですが、実現したい夢や目標があるのなら、必要でないことは少しづつでも断わるように心がけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、ウォーレン・バフェットの目標の立て方について紹介しました。
簡単に説明しましたが、今すぐ誰にでも実行できるすごくシンプルな目標の立て方だと思います。
人生で最も叶えたい夢や達成したい目標を明確にし、まずは優先度の高い目標から取り組むようにしていきましょう。
他人からの頼まれごとやお誘いは本当に必要ではないのであれば勇気をもって「ノー」と断り、限られた時間を自分のために使っていきたいですね。
この目標の立て方があなたの夢や目標達成するためのきっかけにしていただけたら幸いです。
本日もありがとうございました。