「あの人、なんでいつも上手くいくんだろう?」
「なんで私ばかりこんな目に合うの?」
誰しも一度は感じたことがある「嫉妬心」。
このネガティブな感情は、心の平穏を乱し、自己肯定感を下げてしまうこともあります。
しかし、嫉妬心は、実はあなたを成長させるための貴重なヒントなのです。
この記事では、嫉妬心を抱いてもポジティブに変換し、自己成長につなげる方法をご紹介します。
もし、嫉妬心を抱いて気持ちが落ち込んだり、悔しい思いをたくさんしてしまうという人は、ぜひご覧になっていってください。
どんな時に嫉妬するのか?
まずは、どんな人を見た時に嫉妬をしてしまうのでしょうか。
- 幸せそうな家族
- 仲良しそうなカップルや既婚者
- モテてる人
- 裕福な暮らしをしている人
- 誰にも縛られず自由に生きている人
- 出世している同僚
- 大企業で働いている人やお金持ちの人
- 休日がきちんと取れる人
- オシャレな人
- 褒められている人
- 株で儲けている人
- パートナーが優しい人
- 高級車を乗っている人
いかがでしょうか。
上記のような人を見たときに嫉妬したことはありませんか?
嫉妬は本当に求めていることの裏返し
嫉妬するとネガティブな感情になってしまうのは、他人が持っている何かを自分が持っていないことに対する不安や欲望、劣等感から生まれるからです。
ネガティブに捉えてしまいがちな嫉妬心ですが、実は「本当に求めていることの裏返し」ということでもあります。
少し例をあげてみます。
- 嫉妬心
-
- 「幸せな家族に嫉妬」
- 本当に求めているもの
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- 今よりも幸せな家庭を築きたい
- 家族のために時間を作りたい
- 家族を愛するために心に余裕を持ちたい
嫉妬心
- 「モテてる人に嫉妬」
本当に求めているもの
- 自分もモテたい
- モテるようにオシャレになりたい
- モテるように会話が上手になりたい
- あの人のようにカッコよくなりたい、キレイになりたい
このように他人に嫉妬したときはネガティブに思うのではなく、少し視点を変えることで「本当は自分はこうなりたいんだ!」などと気づき、ネガティブな感情を和らげることができるはずです。
嫉妬心をポジティブに変える3つのステップ
本来自分自身は唯一無二の存在なので他人と比べることでもないのですが、つい比べてしまうのが人間です。
以下に嫉妬心をポジティブに変える3つのステップについて紹介します。
- 嫉妬心を認める
- 嫉妬を感じたら、それを否定せず、素直に受け入れる。
- 嫉妬の対象を具体的にノートに書き出し、何が自分に刺さったのかを分析する。
- 嫉妬から学ぶ
- 嫉妬の奥底にある、本当に欲しいものは何かを考える。
- 嫉妬の対象の行動や考え方から学ぶべき点はないか探す。
- 行動に移す
- 小さな目標を設定し、一歩ずつ行動に移す。
- 失敗を恐れずに、新しいことに挑戦する。
「嫉妬をしている自分は駄目な人間だ」「自分は他人よりも劣っている」などとへこまず、嫉妬をするのは人として当たり前の感情として素直に受け入れることが大切です。
ただ、どうせ嫉妬心を抱くなら、その嫉妬心をプラスに考えてしまいましょう。
求めることが多すぎる人は
もし、求めていることの数が多くて、何をどうしたらいいかわからないという人は、「ウォーレンバフェットの目標の立て方」を参考にしてみてください。
目標の優先順位をつけることができます。
立てた目標を一つずつこなしていくことで、本当になりたい自分に近づいていくことができます。
まとめ
嫉妬心は決して悪い感情ではありません。
それをどう捉え、どう行動するかで、人生は大きく変わります。
嫉妬ばかりする人は、それだけ成長できるチャンスがたくさんあるということです。
嫉妬心をバネにして、自分自身を成長させていきましょう。