先日、札幌市営地下鉄の改札を通ろうとしたところ、目に飛び込んできたのは見慣れない決済端末!
もしやと思い調べてみると、2025年4月6日から、クレジットカードやスマートフォンよるタッチ決済の実証実験がスタートしたとのこと。


普段から地下鉄移動はSuicaやKitacaといった交通系ICカードが当たり前の僕にとって、この新しい決済方法には興味津々!
そこで本記事では、実際にタッチ決済を利用してみた感想を交えながら、その使い方、交通系ICカードとの違い、そして気になるメリット・デメリットについて解説していきます。
「タッチ決済って何がお得なの?」「ICカードとどう違うの?」といった疑問をお持ちの方は必見です!
驚くほど簡単!地下鉄タッチ決済の使い方
タッチ決済の利用方法は実に簡単でした!
お手持ちのタッチ決済対応クレジットカード、またはスマートフォンを、改札機に設置された専用リーダーにかざすだけ。


これだけで、スムーズに運賃の支払いが完了します。
使ってみて分かった!タッチ決済の魅力的なポイント
実際にタッチ決済を利用してみて、これは便利だと感じたポイントがいくつかありました。
① 切符購入の手間と時間を大幅削減
従来の切符購入や、券売機に並ぶ煩わしさから解放されます。
急いでいる時や、小銭を持ち合わせていない時でも、サッと改札を通れるのは大きなメリットです。
② ICカードを持っていなくてもすぐに利用可能
普段あまり地下鉄を利用しない方や、旅行者の方など、交通系ICカードを持っていない場合でも、新たにICカードを購入する必要がありません。
普段使っているクレジットカードやスマホでそのまま決済できるのは非常に便利です。
③ スマホタッチ決済は超快適!
Apple PayやGoogle Payにクレジットカードを登録しておけば、財布からカードを取り出す手間すらありません。
スマホをリーダーにかざすだけで決済が完了するので、スマートでスムーズな移動が可能です。(楽天Suicaのようにスマホで決済できる交通系ICカードもあります)
④クレジットカードのポイントが貯まる
タッチ決済はクレジットカード決済となるため、利用金額に応じてクレジットカードのポイントが貯まります。
普段の移動でポイントが貯まるのは、ちょっとしたお得感がありますね。
ご自身のクレジットカードのポイント還元率などは、カード会社のホームページで確認しておきましょう。
Suica/Kitacaと比較!実際に使って感じた違い
「結局、交通系ICカードと何が違うの?」正直、僕も最初はそう思っていました。
しかし、実際にタッチ決済を使ってみて、いくつかの違いを感じました。
特にスマホでのタッチ決済と交通系ICカードを比較して感じたことをいくつかご紹介します。
チャージ不要で残高を気にせずスマートに乗車
交通系ICカードのように、事前に現金をチャージしておく必要がないため、残高不足を心配したり、チャージの手間を省いたりできます。
これは、特に急いでいる時や、頻繁に地下鉄を利用しない方にとっては大きなメリットだと感じました。
反応速度はICカードにわずかに劣る?
普段Suicaを利用している感覚からすると、タッチ決済の専用リーダーにかざした際の反応がほんの少し遅く感じました。
スマホとクレジットカード両方のタッチ決済を試しましたが、どちらも一緒でした。
あくまで体感ですが、0.5秒程度の差でしょうか。
日常利用で特に気になるレベルではありませんが、ICカードの反応速度に慣れている方は、若干気になるかもしれません。
まだ一部の改札のみ対応
実証実験段階ということもあり、タッチ決済専用リーダーが設置されている改札は、一駅に数台程度です。
そのため、タッチ決済を利用したい場合は、専用リーダーのある改札を探す必要があります。
しかし、今後の利用状況によっては、交通系ICカードのように全ての改札に導入される可能性も十分に考えられます。
スマホ決済の場合は画面ロック解除が必須
スマホでタッチ決済を利用する場合、事前に画面ロックを解除しておく必要があります。
セキュリティ上の理由から仕方ないとはいえ、ICカードのようにただかざすだけで良いわけではない点は、少し手間だと感じました。
まとめ|タッチ決済は新しい移動の選択肢
今回、札幌市営地下鉄のタッチ決済を実際に体験し、交通系ICカードとの比較を通して、そのメリット・デメリットをご紹介しました。
タッチ決済と交通系ICカードは、どちらも私たちの移動をより便利にしてくれる素晴らしいツールであることに変わりはありません。
あえてどちらがおすすめかを挙げるなら、カードの持ち歩きを減らしたい方や、クレジットカードのポイントを効率的に貯めたい方には、タッチ決済がより魅力的な選択肢となるでしょう。
今回の実証実験を経て、今後さらにタッチ決済が普及していくのか、その動向に注目していきたいと思います!