【実体験】カフェ経営で失敗した5つの原因|夢を追いかけた先に待ち受ける現実とは?

当ページのリンクには広告が含まれています。

「いつか自分でカフェを経営したい!」

「定年退職したら趣味で喫茶店を開きたい!」

そんな夢を抱いている方は多いのではないでしょうか。

しかし、理想を追いかける一方で、「もし失敗したら…」という不安も頭をよぎりますよね。

今回の記事では、実際にカフェを経営し、残念ながら失敗してしまった僕の体験談をもとに、カフェ経営のリアルをお伝えします。

この記事を読むことで、

  • カフェ経営でよくある失敗とその原因
  • 失敗から学ぶ成功のための教訓
  • 夢を現実にするための具体的なステップ

を知ることができます。

カフェ開業を夢見るあなたにとって、きっと役立つ情報が見つかるはずです。

ぜひ最後までご覧ください。

スポンサーリンク
目次

カフェを経営で失敗した5つの原因

僕がカフェ経営で失敗した主な原因は以下の5つです。

  • 共同経営の落とし穴
  • 従業員教育の重要性
  • メニュー過多のリスク
  • ワンオペの限界
  • その他(想定外に大変だったこと)

共同経営の落とし穴|理想と現実のギャップ

「友達となら楽しくできるかも!」と安易に考え、共同経営を始めたことが、最大の失敗でした。

共同経営には、資金や労力を分担できるメリットがある一方で、意見の衝突や責任の所在が曖昧になるなど、多くのデメリットも存在します。

結局、経営方針の違いから対立し、僕は独立という道を選ぶことになりました。

共同経営は本当に難しいです。

絶対ダメだとは言いませんが、おすすめはしません。

もし、共同経営を考えている方は、メリット・デメリットを十分に理解した上で、慎重に判断するようにしてください。

共同経営をするメリット・デメリットについてまとめた記事もありますので、興味ある方はこちらも読んでみてください。

従業員教育の重要性|自由と責任のバランス

「従業員には楽しく働いてほしい」という思いから、自由な職場環境を提供しました。

しかし、自由すぎた結果、従業員のモチベーションは低下し、お店の雰囲気も悪くなってしまいました。

従業員教育を怠ったことで、

  • サービスの質の低下
  • 従業員間のトラブル
  • お店の雰囲気悪化

など、様々な問題が発生しました。

個々の意見を尊重するのはいいのですが、やはり最低限の教育とルールは必要不可欠です。

メニュー過多のリスク|選択肢が多い=お客様が喜ぶ?

お客様に喜んでほしい一心で、豊富なメニューを用意しました。

しかし、メニューが多すぎたため、

  • 食材の管理が大変
  • 食品ロスが増加
  • 調理に時間がかかる

など、運営上の負担が大きくなってしまいました。

メニューの数が多ければお客様は喜んでくれると思っていましたが、実は選択肢が多いと購買意欲が下がるという話もあります。

お店のコンセプトに合わせて、本当に必要なメニューだけを厳選することがとても大切です。

ワンオペの限界|なんでも自分で抱え込むことの危険性

小さなカフェだったこともあり、経費削減のため、ほとんどの業務を自分一人でこなしていました。しかし、ワンオペには限界があります。

  • 睡眠不足や体調不良
  • 業務効率の低下
  • 精神的なストレス

により、心身ともに疲弊してしまいました。

従業員を信頼し、仕事を任せる勇気を持つことも、経営者として重要な資質です。

その他(想定外に大変だったこと)

お店を経営していく上で、想定外のトラブルはつきものです。

  • 近隣の競合店のオープン
  • 設備の故障
  • 感染症の流行

など、様々な問題に直面しました。

これらの問題に迅速かつ適切に対応するためには、日頃からの情報収集と準備が欠かせません。

失敗から学ぶ!カフェ経営を成功させるための5つの教訓

カフェの経営を失敗したからこそ伝えられる、飲食店で失敗しない方法について紹介したいと思います。

これからカフェ業などを開業したいと考えている人や、現在経営をしているけど上手くいっていないという方は参考にしてみてください。

  • スモールスタートのすすめ
  • 徹底した経理管理
  • コンセプトとメニューの絞り込み
  • 従業員との信頼関係
  • スピーディーな問題解決

スモールスタートのすすめ|固定費を抑える

お店を始めたころは売上が安定せず、1日にお客さんが3人しか来ないという日もありました。

「今日は一人もお客さんが来ないのではないか」と、ビクビクしながらのカフェを経営していたことを思い出します。

そんな売上が安定しない時期でもなんとか経営を続けられたのは、家賃の安い物件を選んだからです。

20席ほどの小さなカフェで、月々の家賃が99,000円(税込)。

周りの相場に比べると、かなり安い物件だったと思います。

最初から大きな店構えにするのではなく、固定費を抑えたスモールスタートを切ることで、リスクを最小限に抑えられます。

徹底した経理管理|お金の流れを把握する

僕は以前勤めていた会社で、経理のことを厳しく教わりました。

そのおかげで、日々の売上や経費を細かく記録し、お金の流れを常に把握していました。

経営する上でお金の流れを把握するのは当たり前のことですが、僕の周りの経営者は意外とできていませんでした。

どんぶり勘定はNGです!経理をしっかりと管理することで、経営状況を正確に把握し、改善策を講じることができます。

コンセプトとメニューの絞り込み|強みを活かす

お店のコンセプトを明確にし、強みを活かしたメニューを提供しました。

コンセプトが曖昧だと、メニューが増えすぎて管理が大変になります。

まずは「この店はなにを売りにするのか」と、コンセプトを明確にしておくことが大切です。

お店のコンセプトに合わせて、本当に必要なメニューだけを厳選しましょう。

もし、途中で軸がズレてしまっても、コンセプトが明確になっていれば、すぐに軌道修正することができます。

従業員との信頼関係|任せる勇気を持つ

従業員に仕事を任せることで、自分の負担を減らし、より重要な業務に集中できるようになります。

なんでも自分一人で仕事をこなしてしまうのは、従業員を信頼していない証拠です。

まずは仕事を任せる勇気を持ち、従業員のことを信頼しましょう。

従業員との信頼関係を築くためには、日頃からのコミュニケーションが大切です。

スピーディーな問題解決|迅速な問題解決

まず最初に最低限のお店のルールやマニュアルをしっかり決めておいてください。

お店を経営していると、必ずどこかで問題が出てきます。

問題が出てきたら後回しにせず、解決策をすぐさま考えて、メンバーにフィードバックしてあげてください。

問題を先延ばしにして放置しておくと、仕事の生産性や従業員のモチベーションの低下に繋がります。

例えば、勤め先の職場で何か問題が発生して、その問題を上司に伝えたとします。

しかし、いつまで経っても問題を改善してくれなかった場合、その上司に対して不満を抱き、仕事に対するやる気を失ったなんて経験はありませんか?

仕事を円滑に回すためにも、問題が発生したら先延ばしにせず、迅速に解決策を実行することが大切です。

他には、人それぞれ仕事のやり方が違うというようなことがあると、まだ仕事に慣れていない新人のメンバーが混乱してしまいます。

そうならないためにも、やるべき仕事はマニュアル化して仕事の内容を統一しておくといいでしょう。

仕事のマニュアル化については「ディズニーの教え方」の書籍がおすすめです。興味ある方は読んでみてくださいね!

失敗は成功へのステップ!恐れず挑戦しよう

「失敗」と聞くと、ネガティブなイメージを抱く人が多のではないでしょうか。

ですが、本当に失敗は悪いことではありません。

僕はカフェを経営し、結果廃業することにはなってしまいましたが、この失敗があったからこそ様々なことに気づけました。

どんなに成功している人でも、一度も失敗をしなかった人なんて一人もいません。

大切なのは、失敗から学び、次に活かすことです。

失敗を数多く経験することが成功への一番の近道なのです。

成功するために多くの失敗を経験していきましょう。

どうしても失敗を恐れてしまう人はスーパーマリオに勇気をもらいましょう。

まとめ

カフェ経営は決して簡単な道ではありません。

ですが、情熱と努力があれば夢を現実にすることができます。

今回の記事で紹介した失敗談と成功の教訓を参考に、あなたらしい素敵なカフェを実現してくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次