ミニマムな暮らしを取り入れ、不要なものを手放すことで自由な生き方を追求する人たちが増えてきています。
私もその一人で、物だけではなく、人間関係も手放してきたことで人生がとても楽になりました。
この記事では、私の実際に手放してきた人間関係を紹介していきます。
自分が嫌だと感じていた人間関係を手放すことで、どのような変化があったのかをお伝えしたいと思います。
人間関係に悩んでいるけど、その人間関係を手放すことが怖いという人は、なにか参考になるかもしれませんのでご覧になっていってください。
- 人付き合いに疲れる
- 周りにネガティブな人が多い
- 会社の上司が威圧的
- 気を遣いすぎてしまう
- 断るのが苦手
手放した人間関係
私はミニマリストになって、以下のような人たちを手放すことにしました。
- 愚痴しか言わない人
- 否定しかしてこない人
- 態度が悪い人
- 波長の合わない人
- 自分の考えを押し付けてくる人
- 時間を大切にしない人
人間関係を手放すといっても完全に縁を切るだけではなく、相手との距離をおくことも含めています。
愚痴しか言わない人
時には愚痴を話すことは必要なことだと思いますが、話す度に人の悪口や仕事の愚痴などネガティブな発言ばかりの人と話していても気は滅入るばかりです。
どれだけポジティブな人がいたとしても、ずっと愚痴ばかり聞いていれば、段々とネガティブな感情に引き寄せられてしまうはずです。
どうせ話すならポジティブな話題が多い人と話したほうが楽しいはずです。
否定しかしてこない人
なにか相談や話題を投げかけた時、否定しかしてこないような人との関係は手放した方がいいかもしれません。
なにかの相談であれば、前向きに解決する方法を聞きたかったり、ただ話を聞いてもらって安心感を得たいと思っていたとしても全否定で返ってきてしまえば、とても良い気分にはなれないし心のダメージも大きくなってしまうはずです。
もし「あなたのためを思って」という人がいたら、それは相手よりも優位に立ちたいとか相手をコントロールしたいだけの可能性があるので見極めが大切です。
否定が悪いことではありませんが、否定と肯定のバランスが取れている人と会話することでお互いの向上心にも繋がります。
態度が悪い人
態度の悪い人というのは相手を不快にしてしまいます。
威圧的、暴力的な言動をする人と接していると精神的にも良くありません。
そういった人と長期に渡って接していると、いずれメンタルがやられてうつ症状を引き起こしてしまう可能性もあります。
もし、態度が悪く恐怖を感じるようなら、すぐに離れるようにした方がいいと思います。
波長の合わない人
人と話していて「話しやすい人と話しにくい人」がいるかと思います。
話しにくい人でも仲良くなれば気を使わずに楽しく会話ができるようになると思うのですが、もし何度話しても慣れず、ものすごく疲れを感じるようであれば、その人とは波長が合わない場合があります。
合わない人と無理に接していてもただ疲れてしまうだけなので、波長の合わないような人とは距離をおくようにしましょう。
自分の考えを押し付けてくる人
「ひとの数だけ正義がある」のように、人にはそれぞれ違った考え方が存在します。
「あなたはこうするべきだ」「絶対このやり方が正しい」など、相手の気持ちも考えず自分の考えばかりを押し付けてくるような人といると、ストレスになってしまいます。
その相手の勢いに負けて相手の言うことを鵜呑みにしてしまえば、自分らしさを失ってしまう可能性があるので注意が必要です。
時間を大切にしない人
私はミニマリストになってからは時間をとても大切にするようにしています。
ですので、時間を奪ってくるような人にストレスを感じてしまいます。
たとえば、約束の時間に遅れるような人です。
たまに遅れてしまうのは仕方がないことですが頻繁に遅れたり、遅れて連絡もくれないようなことが
頻繁にあるような人と付き合いがあると、自分の予定が狂わされるので時間を奪われることになります。
もし、あなたが時間を大切にしたい人なら、時間にルーズな人とは距離を置いたほうがいいかもしれません。
嫌な人間関係を手放したことで得られるもの
私が嫌だと感じてきた人間関係を手放したことで、以下のようなことを得ることができました。
- 時間が増える
- 出費が減る
- ストレスの軽減
- 自分らしく生きられる
これらを得たことも人生がものすごく楽になった要因の一つです。
時間が増える
嫌な人間関係を手放すことで人付き合いが減ります。
人付き合いが減った分、時間が増えることになります。
今まで「時間がない」と悩んでいた人は時間に余裕が持てるかもしれませんね。
この増えた貴重な時間を自身のスキルアップに使ったり、趣味のためや大切な人たちと過ごすために使うことがおすすめです。
出費が減る
今まで愚痴だらけの食事会や行きたくもない会社の飲み会などに行かなくなれば、その分出費も減るはずです。
時間と同様にお金もとても大切なものです。
そんな大切なお金を無駄なことに使うのはもったいないですよね。
大切なお金は自分が本当に大切だと思うことにだけお金を使うようにしましょう。
ストレスの軽減
自分が嫌だと思う人間関係を手放したわけですから、今まで感じていたストレスから解放されます。
我慢して人付き合いをしていた頃は、知らず知らずのうちにストレスが溜まり、ネガティブ言動が多くなるかもしれません。
ですが、嫌な人間関係を手放すことができればストレスをあまり感じず、きっと心がスッキリするはずです。
自分らしく生きられる
人間関係を保つためには相手に嫌われないように、自分のことは我慢して相手に合わせた行動を取らなければならない場面もあるかもしれません。
ですが、嫌だと思っていた人付き合いがなくなれば、その人達に気を遣うことはなくなります。
そうなれば、他人を優先した生き方ではなく、自分のために生きられるようになれるはずです。
自分よりも他人のことばかり優先してストレスを感じてしまう人は、一度人間関係を改めた方がいいかもしれませんね。
自分らしく生きられる方法についてまとめた記事もありますので、興味ある方はこちらもあわせて読んでみてください。
断る勇気を持とう
縁を切りたくても簡単に切れない人もいると思います。
たとえば、職場の上司や同僚などがあげられます。
こういった人たちと縁を切るには、自分か相手が会社を辞めるか転勤になるくらいしかありません。
ですので、縁を切ることが難しいような人たちは少し距離をおくことでも生きやすさを得ることができます。
とはいえ、「相手に嫌われるかもしれない」「相手を傷つけてしまうかも」など、断ることも難しい人もいるかもしれません。
私もこのような理由から断ることがとても苦手でした。
ですが、断らなければ相手と一定の距離を取ることはできません。
時には断る勇気も必要です。
私はミニマリストになったおかげで自分軸で物事を考えられるようになり、断ることができるようになりました。
すると案外簡単に断りを受け入れられます。
もし、人間関係にストレスや辛さを感じているなら勇気をもって断ってみましょう。
人間関係を手放す上で注意することですが、一度手放した関係を修復するのはとても難しいということです。
手放した後に後悔してしまうこともあるかもしれません。そうならないためにも、人間関係を手放すときは慎重に考えてから行動することが大切です。
無理に手放そうとせず、まずは距離を置くことから始めてみてください。
まとめ
以上、私が手放してきた人間関係について紹介してきました。
私はミニマリストになって持ち物はもちろん、無駄な悩みや人間関係も手放してきました。
その結果、人生がものすごく生きやすくなりました。
手放すだけでこんなにも日々の暮らしが楽になるなんて思ってもいなかったです。
嫌だと思う人間関係は無理に繋ぎ止めておく必要なんてありません。
もし、悩みを抱えているなら、できるものから少しずつ手放してみてください。
「嫌なものは嫌」と自分に正直になることが大切ですよ!