もしGalaxyのスマホをお使いで、「モードとルーチン」という機能があれば、今まで手間に感じていたスマホの設定作業を自動化することができ、仕事や時間効率をアップさせることができます。
「モードとルーチン」はGalaxyスマホにデフォルトで搭載されており、以前は「Bixby Routines」という名称だったものが、Android 13以降に「モードとルーチン」に変わったようです。
この記事では「モードとルーチン」の機能のうち、「ルーチン」の特徴や設定方法を解説していきます。
Galaxyスマホを持っていて「モードとルーチン」がある方は、とても便利な機能なのでぜひこの記事を参考にして使ってみてください。
「モードとルーチン」の「モード」についてはこちらの記事で解説していますので、あわせて読んでみてください。
ルーチン機能でできること
この「ルーチン」の機能では、アプリを開いたときや自宅に帰ってきたとき、あらかじめ設定しておいた時間を迎えたときなど、特定の条件をすべて満たした場合にスマホの設定を自動的に変更してくれたり、機能を実行してくれたりします。
具体的には以下のようなことができます。
- 平日の出勤時だけスマホをマナーモードにする
- スマホのバッテリー残量が50%未満になった時かつ、非充電時の場合はスマホを省電力モードにする
- Wi-FiにつながっているときにWi-Fiの電波強度が低く、電波が安定しない時だけ自動的にモバイルデータに移行する
- 学校にいるときは授業に集中するためや、周りの人に迷惑がかからないようにサイレントモードにする
スマホで毎日繰り返し行なっているようなことや、毎回設定を変更するのが面倒な時には、この「ルーチン」の機能を活用することでこれらのことを自動化してくれます。
自分なりに細かく設定できるので時間効率もとてもよくなるはずです。
ルーチン設定方法
ルーチンの設定をわかりやすく伝えるために、以下のような場合を例に説明していきます。
普段はスマホのディスプレイをダークモードに設定しているが、Kindleで電子書籍を読むときは背景と文字が白黒逆転してしまうので読みづらいと思い、ダークモードを解除。
通常の画面では少し明るくて目によくないと思ったので明るさも下げた。
他にも電子書籍を読んでいるときは集中したいので、音が鳴らないようにサイレントモードにする。
このときにKindleのアプリを開く前に行っていた作業は以下の3つです。
- ダークモードを解除
- 画面の明るさ調整
- サイレントモードの設定
これは実際私が行っていたことなのですが、アプリを開いたり閉じたりする度に毎回設定をし直すのはとても面倒なことでした。
そんなとき、この作業を自動化してくれるのがルーチン機能です。
それではルーチンの設定を始めていきます。
まず、スマホの設定画面から「モードとルーチン」をタップします。
モードとルーチンを開いたら、画面下の「ルーチン」をタップします。
ルーチンをタップすると右の画面になりますので、次に右上の赤丸のコンパスのようなマークをタップしてください。
コンパスのようなマークをタップすると次の画面になります。
こちらにはおすすめのルーチン設定の一覧が表示されます。
おすすめの一覧に自分の設定したいものがなければ「全てのルーチン」をタップしてみてください。
今回は読書時のルーチン設定をしたいので、「快適に読書」を選びます。
まずは条件から設定していきます。
条件に「アプリ起動時」というのがありますので、こちらをタップしてアプリの一覧からKindleのアプリを選択します。
条件を設定したら、次は実行内容の設定です。
このとき「目の保護モード」が最初から設定されています。
実行内容や条件を追加や削除したい時は、画面下の編集を押します。
「編集」をタップすると次のような画面になり、消したい項目がある場合は右のマイナスをタップすると消すことができます。
項目を追加したい場合は「実行内容を追加」をタップします。
「実行内容を追加」をタップすると実行内容が一覧で表示されます。
この中から実行したい設定を選んでいきます。
今回は以下の3つの項目を追加していきます。
- 通知をミュート「ON」
- 「ディスプレイ」→「ダークモード」→「OFF」
- 「ディスプレイ」→「明るさ」→任意の明るさを調整する
以上を設定すると次の画面のようになります。
条件や実行内容を細かく設定できるので自分のスマホが使いやすくなるように設定してみてください。
最後に保存をタップすれば設定完了です。おつかれさまでした。
登録されたルーチンは最初の画面に以下のように一覧表示されていきます。
(一覧表示をわかりやすくするため、今回説明した読書以外にも別のルーチンも設定してあります)
設定の内容を変更したい場合やルーチンを削除したい場合はこちらの画面から行ってください。
You Tubeなど動画を見る時は毎回画面を横向きにするという人は、ルーチン機能を使ってアプリを開いた段階で自動回転や画面を横向きに固定するということもできるので、自分好みに設定してみましょう。
もし、おすすめのルーチン一覧に気に入ったルーチンがなければ、画面右上の「+」をタップすることで自分で好きなようにカスタマイズすることもできます。
まとめ
以上、「モードとルーチン」のうちの「ルーチン」の機能について解説してきました。
この機能を使うことで、今まで面倒に思っていた作業を最適化することで時間効率もアップすると思います。
この機能は自分なりにカスタマイズできるのがうれしいところです。
人それぞれのスマホやタブレットの使い方があると思いますので、自分の使いやすいスマホになるようにいろいろ試してみてくださいね。