「毎日やることだらけで忙しい」
「もっと自分のための時間がほしい」
「だけど、こんなに多忙なんだから時間に余裕なんてできるわけないよ」
そんなことを思っている方いませんか?
もしかしたら、それは「自分には時間がない」と思い込んでいるだけかもしれません。
以前の私は、「時間がない」が口癖で、ほとんどの時間を仕事に費やしていました。
そんな私が、ある方法を実践したところ、自分のために使える時間を大幅に増やすことに成功しました。
「毎日忙しくて時間がない」「もっと時間に余裕がほしい」というあなたのために、私が実践した時間を作るための方法についてご紹介したいと思います。
時間を作るための4つの方法

早速ですが、時間を作る方法は以下のようになります。
- 一日の生活の流れをノートに書き出す
- なんとなく時間をなくす
- 選択にかける時間をなくす
- スキマ時間を見つける
この4つのことを実行することによって、時間を確保することができます。
では次に、具体的な内容を順番に説明していきますね。
一日の生活の流れをノートに書き出す

時間を作るための方法1つ目を紹介します。
まずは、自分が一日の生活でどんなことに時間を使っているかをノートに書き出すことから始めます。
一日の生活の流れをノートに書き出して可視化することが重要です。
ノートの書き方については「やらないことリストの作り方」でも紹介していますので、そちらも参考にしていただけると時間を作る方法をより実践できると思います。

ノートに書き出して可視化することによって自分は何にどんな時間を使っているかということに気づけます。
できるだけ細かく書くことがポイントです。
書き出した中で、これは無駄だなと思うことを見つけ出してください。
私の場合を例にしますと、いちばん無駄かなと感じたことが3つありました。
- なんとなくでスマホをいじっている時間。
- なんとなくでテレビを観ているの時間
- 物事を決定するのに悩む時間
私はひまさえあればいつもスマホをいじっていました。
もう無意識です。気づかないうちに時間だけが過ぎていきます。
他にも、部屋に入ったらまずテレビをつけるというのが習慣でした。
家にいる時は無音だとさびしい感じていたからです。
特に見たい番組でもないのにテレビがついていることで、ただなんとなくテレビを観て過ごしていました。
あとは悩む時間です。
私は優柔不断な性格なので、物事を悩むことが多かったです。
「今日は何をしよう」や「何食べよう、何を着ていこう」など選択に悩むことに時間を費やしていました。
このようにノートに書き出すことによって「自分はこんなことに時間を使っていたんだな」と気づくことができます。
「この時間は本当に必要だろうか?」
まずはノートに一日の行動を書き出して自分に問いかけてみてください。
- 一日の行動をできるだけ詳細に書き出してみる
- この時間は本当に必要か問いかけてみる
なんとなく時間をなくす

時間を作るための方法2つ目は、ノートに書き出した「無駄だと感じた時間をなくすための対処法」を考えることです。
その中でも、「なんとなくでしている時間」について考えてみます。
私が実際に無駄だと感じた、なんとなくでしているスマホとテレビの時間を例にしますと、対処法は以下のようになります。
- 無駄なスマホアプリを消す
- スマホとの距離をおく
- なんとなくでテレビは観ない
無駄なスマホアプリを消す
私は一日のうちでなんとなくでスマホを見ている時間はかなり多かったです。
無意識にスマホを手に取り、特にニュースアプリをよく見ていました。
ニュースをよく見る人におすすめの書籍があります。
「ニュースダイエット」ロルフ・ドベリ(著)
こちらの書籍は、ニュースの重要性について気づかせてくれるような内容になっているので、よくニュースをご覧になる方にはおすすめの書籍です。
私はこの書籍を読んだことで、「ニュースで得られる情報ってあまり価値がないんだな」と感じ、ニュースアプリをすべて削除することにしました。
最初はニュースを見ないと「世の中の流れについていけない」と思っており、ニュースを見ないことにかなり抵抗がありました。
しかし、いざ実践してみると特に何も困ることがなかったのです。
本当に重要なことは周りの人たちが騒いだりしているので耳に入ってきたりしますし、必要な情報は自分から探しに行けばいいだけです。
私はニュースを見なくなることによって、かなりの時間を確保することができました。
いかにスマホでニュースを見ていたかということに気づかされました。
他にはゲームアプリです。
ひまつぶしにはもってこいのゲームアプリです。
過ぎた時間は二度と戻ってこないというのに、その貴重な時間をひまつぶしのために使うなんて、ものすごくもったいないということに気づきました。
ゲームがほんとに好きで楽しいと感じていれば、その時間は必要な時間だと思います。
ですが私の場合はひまつぶしのためにやっていたので、ゲームに費やしていた時間を見直すことにしました。
ひまつぶしのためだったとはいえ、スマホのゲームアプリというのは人間の心理を突いているのか、アプリを削除することにすごく躊躇します。
ですが、またやりたくなったらインストールし直せばいいやくらいの気持ちで、ここは思い切ってゲームアプリをすべて消してしまいます。
ニュースアプリとゲームアプリを削除したことで、今までニュースを見ていた時間とゲームに費やしていた時間を別のことに使える時間として確保することができました。
スマホとの距離をおく
いつもスマホを持ち歩いている、もしくはすぐ近くにある。
こんな状況ではスマホをつい触ってしまうのは無理もありません。
現代社会ではスマホというのは生活必需品であるとおもいます。
ですが、スマホに依存し過ぎているとスマホに時間を奪われてしまいます。
そんなスマホに依存し過ぎないようにするひとつの対処法ですが、できるだけ手の届かない場所に置いたり、電源を切っておくことです。
私の場合、寝る前はついスマホを見てしまっていたので、手の届かない部屋の隅の方に置くようにしました。
他にも読書に集中したい時は、スマホの電源を切るかサイレントにしています。
このようにスマホをなるべく触らないようにしたり、電源を切ったりという工夫をするだけで時間を確保できます。
なんとなくでテレビは観ない

部屋に入ったらテレビの電源をつけるが習慣でしたので、まず観る必要がないときは絶対にテレビをつけないと決めました。
どうしても観たい番組があった場合は録画をし、週に一度「今日は録画した番組を観る日」というのを決めてまとめて観るようにしてます。
テレビを見る場合は「なんとなくではなく、目的をもって観る」というようにします。
しっかり目的をもってテレビを観るようにすると、なんとなくで観ていたテレビの時間は別のことで使える時間として確保できます。
極論をいうと、スマホでも月額サービス等を使えばテレビ番組も視聴できるので、思い切ってテレビを手放してしまうのもいいかもしれません。
手放すことが困難な場合はテレビのコンセントを抜いておくのも一つの手です。
選択にかける時間をなくす

3つ目の時間を作る方法は「選択にかける時間」をなくすです。
私は優柔不断なので物事を決める時にものすごく時間がかかってしまうことがあります。
考え込んでしまうとものすごく疲れてしまいます。
とにかく選択に悩む時間をどうにかしようと以下のことをしました。
- 一日のスケジュールを前もって決めておく
- 毎日の献立を決めておく
- 部屋を片づける
一日のスケジュールを前もって決めておく

特に休日のことですが、なにも予定を入れておかないといつまでも寝ていたり、スマホをいじったり、ただただ時間だけが過ぎていくなんてことが多かったです。
「なんてもったいない時間の使い方だ」とよく後悔してました。
なんとかしたいと思った私は一か月の予定をしっかり決めることにしました。
今日は朝7時に起きてウォーキングをするとか、カフェに行って読書するなど「今日は何をしよう?」と考えることを無くすことに徹底しました。
ただ、予定ばかり詰め込んでしまうと、きっと疲れてしまうだろうと思い
「今日は何もしない日」という日も設けることにしました。
何もしないということを決めておくことで、今日は何もできなかったとしても罪悪感をまったく抱かなくなります。
いつも何かをしていないと落ち着かないという人におすすめな方法なので、ぜひ試してみてください。
毎日の献立を決めておく
私は食べることがとても好きです。
食べることが好きゆえ、食べたいものがたくさんあり過ぎて何を食べようか迷ってしまうことがよくあります。
悩み過ぎて疲れてしまい、結局なにも食べないということもありました(苦笑)
食べないのは健康にも良くないので、ある程度食べるものを先に決めておくことにしました。
「野菜、魚、肉など極力バランスのとれたメニュー」
「たまにはジャンクフードやスーパーやコンビニの弁当」
あらかじめ食べるものをカレンダーに書き込むようにています。
そうすることによって日々のメニューに迷うことがほとんどなくなります。
一応食べるものは決めていますが、無性に「今日はこれが食べたい!」と思ったら我慢をせずに予定を変更して食べています。
目的はあくまで迷う時間を減らすためなので、そこは臨機応変に変更してみてください。
毎日の献立で悩んでいる方には学校の給食のように、一ヵ月分の献立を先に決めておくと悩む時間が少なくて済むはずです。
部屋を片づける

迷う時間をなくす方法でかなり有効だったことが部屋を片付けることです。
部屋が散らかっていたり、物が多すぎると探し物がなかなか見つからなかったり、服が多いと今日は何を着ようとかという選択肢が増えてしまいます。
物を探している時間と服選びに費やす時間はほんとうに無駄な時間だと感じました。
以前、私の部屋には物がたくさんありました。
今までなかなか捨てられずにいた物を思い切って手放していくことにしました。
手放していくことで部屋がスッキリするとともに、心もスッキリします。
服もたくさん手放したので着る服の選択肢が減り「今日は何着よう?」という迷いがほとんどなくなりました。
さらには、部屋の物が減ったことにより日々の掃除がとても楽になったので、物が少ないというのは良いこと尽くしです。
これは何冊かのミニマリストに関する本を参考にして実行してみました。
ミニマリストおすすめ書籍を紹介しますね。
スキマ時間を見つける

時間を作るための方法4つ目は、
「スキマ時間を見つけて有効活用する」ことです。
毎日忙しくて自分の時間が全然ないと思っていた私でしたが「スキマ時間はどのくらいあるのだろう?」と探してみたところ、以外にもスキマ時間はたくさんあることに気づきました。
スキマ時間の探し方は、時間を作る方法で最初に詳細に書き出した「一日の生活の流れのノート」を見返してみてください。
無駄な行動とともにスキマ時間も探してみてください。
意外にもスキマ時間が見つかるかもしれません。
私の場合を例にしますと、特に思ったことが何かの待ち時間です。
飲食店で注文した後の待ち時間、友達に会うまでの待ち時間、行列に並んでいるときの時間、通勤時間などです。
この時間はかなり貴重なスキマ時間です。
今までは待ち時間なんて、スマホでニュースを見るかゲームをするかがほとんどでした。
ですが、ちょっとしたスキマ時間でやれることは結構あります。
例えば友達や仕事のメールの返信、スケジュールの見直しなど、ちょっとした時間だからこそできることはあります。
私の場合は読書をしたかったので、スキマ時間はほとんど読書に使っています。
集中力は長時間続かないようにできているようです。
集中して本を読むには、むしろちょっとしたスキマ時間の方が効率がいいといえます。
スキマ時間を活用することによって読書は毎日のようにできるし、待ち時間があっても全然苦にならなくなりました。
スキマ時間単体では短い時間ですが長い目で見たら結構な時間です。
仮に一日に30分のスキマ時間があるとすれば一週間で3.5時間
さらに一年で考えたら約182時間もスキマ時間があるということになります。
ひとそれぞれ生活習慣は違うのでスキマ時間もそれぞれ違うと思いますが
「自分にはどれだけのスキマ時間があるのだろう?」と一度調べてみてみてください。
あなたにとっての貴重なスキマ時間がきっと見つかるはずです。
まとめ
以上、時間がない人に知ってもらいたい「時間の作り方」について紹介させていただきました。
今回の時間の作り方は私自身が実践して確保することができた時間の作り方です。
「時間がない」が口癖だった私は、実際この方法でかなりの時間を確保することができました。
一日で自分はどのように時間を使っているんだろう?と思いノートに書くことによって自分はどのように時間をつかっているのかをまず知ることが大切です。
自分には時間が無いと思い込んでいるだけかもしれません。
ですが今の自分の時間の使い方を知り、そして工夫さえすれば時間は作れるはずです。
あなたにとって大切な時間を見つけてみてください。
時間は有限であり、どんな人でも一日24時間というのは変わりません。
人生において貴重な時間をあなた自身が本当にやりたいことや本当に大切な人たちのために使うことができるといいですね!
本日は最後までお付き合いいただきありがとうございました。